春はあけぼの
未だ寒さの真っ只中ですが
日射しの強さは確かな季節の変化を感じさせます
スタッフたちは
「そろそろ紫外線対策を考えないと」
と呟いていました
さて 春といえば あけぼの
先日 ブルーアワーのことを書きましたが
季節感を貴ぶ日本人なら
ブルーアワーの前に
「春のあけぼの」に言及しないといけませんでしたね
だから西洋かぶれは困ります(苦笑)
でもね都心のビルの谷間に住んでいると
どんなに早起きしても 悲しいかな
なかなか春のあけぼのを実感するのは難しいです
「紫だちたる雲の ほそくたなびきたる」光景など
イメージすることしかできませんからね
最近 王朝文学に興味があるのですが
お恥ずかしいことに
未だに原典をきちんと読んだことがありません
源氏物語は情緒的な「もののあわれ」
枕草子は知的な「もののをかし」
をそれぞれ表現している
などと書いてある解説本を時々読みかじって
なるほど~ あわれ と をかし か、、、
などと思ったりするのですが、、、
そろそろいい歳なのだから
自分の国の古典文学を
きちんと楽しめるようにならなければいけないのに
ついつい
「清少納言と紫式部の女性同士のライバル関係」
などといったゴシップに興味がいってしまい(苦笑)
そして そんな無粋モノが
春はあけぼの を実感したのは
これ 先日地下鉄の車内の中吊りで見つけました!
うーん サントリーの広報さん
ここまでストレートにダジャレする?
でも 無粋モノの琴線には しっかりと触れました(苦笑)
いやはや 王朝文学を語るには
まだまだ修行が足りませんな(再苦笑)
高橋医院