抗がん剤を自宅で投与するときに使うインフューザーポンプ。

肝臓専門医さんも、インフューザーポンプを使用していました。

80年代初めにアメリカで開発され、日本でも1988年ごろから使用されています。

哺乳瓶ぐらいの大きさのボトルの中に合成樹脂でできている風船が入っています。

その風船に薬液を充填し、風船がちぢむ力を駆動力として、電気も使わずに

体内にゆっくり薬液をいれていきます。

肝臓専門医さんの場合、2日間かけて抗がん剤を投与していました。

投与が進みほどに、風船は小さくちぢんでいきます。

ポート(点滴の入っているところ)を保護すれば、シャワーも大丈夫です。

電気を使わないので、静かです。

当時、この治療中かなりの確率で、肝臓専門医さんはソファに寝ていました。

なぜなら、ソファに寝ると、ネコのデイジーが必ず胸元へ来るから。

洋服の下のインフューザーポンプに覆いかぶさるように、デイジーは寝ていましたっけ。

この合成樹脂風船、温まると、速度が速くなるようで、肝臓専門医さんは

あえて、体温38度のデイジーを乗せて温めていたのでした・・

なぜなら、早く点滴を終わらせたいから・・

48時間が45時間投与ぐらいの短縮でした。

主治医の先生、看護師さん、薬剤師さん ごめんなさい。

高橋医院