朝、宏樹がシャワーを浴びていると、ネコのローズもシャワーへ。

”ぬれちゃうよ~”といってもしゃわぱく!(しゃわぱくとは、シャワーのしぶきをパクパク食べること)

”お風呂に10㎝ぐらい水ためたら、入るんじゃない?”というと、

”ぬれると貧弱ボディが露呈するからやめておき!”と。”鶏がらになっちゃうよ~”と宏樹。

今日、宏樹は先日のCTの結果を聞きに外来へ。

A先生から、部屋に入るなり、深刻そうに、”先週とは違う状況です”と。

”骨盤腔に腫瘍があり、大きくなっているから、化学療法”となったらしい。

宏樹は”PETをとって光らなかった腫瘍と同じ場所ですか?”

”肝臓の先生は術中に、A先生が気にしていたので、骨盤腔の腫瘍を探してくれたけれどなくて、

腹膜もきれいだったとおっしゃっていましたよ。腫瘍マーカーも下がっているのに、こんなに急に増大することはありますか”と疑問をぶつけたもよう。

だんだんA先生は、しどろもどろになったと。画像ちゃんとみているのかなあと。途中気分悪くなったよ。と。

先生は、”こんなこと、珍しいですが。とかめったにないですね。”とか言われたよう。

最終的に、再発疑いで化学療法にすすむことに。

他にも宏樹と先生の会話で、謎が多かったようで(ここでは割愛)、宏樹は不信感と怒りで、

”こうなったら、アバスチンまで使って徹底的に化学療法をやってもらおう”と意気込んでいた。

しかし、いろいろある・・

そして、”なんか腹が立つ!”といって、早めに部屋にひきあげていた。

来週内科へ。

アジュガとアネモネ

高橋医院