残っていたがんの増殖・・
宏樹は病院へ。血液データは問題なしだった模様。
夜、宏樹が部屋に来て、内科の先生が先週の金曜日にCTをオーダーしてくれて、今日話を聞いたと。
骨盤腔の腫瘍11mmが大きさ変わらずあったとのこと。先生は、小さくなるかなくなると思っていたとのことで、正直残念といわれたと。
ケモに乗れる人とかだいたい予想があたるのだがとのこと。肝臓や肺などにはメタなく、CA19-9 は40ぐらいで、CEAは正常値。
Znは低かったと。今後の話で、もう少し、ケモをして、2月ごろPETCTをとり、取り込まれれば、重粒子線を考えていると。
先生も紹介状書いてくれるとのこと。外科の先生にも相談した方がよいかなと。
重粒子線は1回3分で週4回で1か月ぐらい入院かなと。放医研で、1回でも何回でも300万と。(314万)
それまでのケモで、イリノテカンがまだマックス量いっていないので、増量するとか。
せっかくはげてないし、下痢もなくて、むしろ便秘なのに~といったよう。5クール目から増量らしい。
本人は、とにかくあの腫瘍ががんなのか半分は信じていないと。
CEAが再発で上がらず、PETでも取り込まないなんて、聞いたことないよと。
内科の先生にもそういうんだけど、にごされちゃうと。
PETで次回もとりこまれなければ、癌かどうか病理をみないといけないんじゃないの?
そうすると、1回開けることになるのでは?
本人は、手術は結構きついし、免疫も落ちるので、できればやりたくないらしい。
ちなみに、化学療法で比較的副作用が少ないのは、免疫療法をやっているからだと、免疫の先生には言われたと。
ずっと化学療法を漫然と続ける気はないと。
とにかく、もし重粒子線やらないとしても化学療法がある程度終わったら、経過観察でもよいかなとも思うと。
宏樹の意見。
重粒子線のHPをみると、直腸癌骨盤メタで、結腸癌ではないことがやや気になった。
また、腸管から離れていないと穿孔などのリスクもあるようで、ダメらしくあとは場所が大事?
大腸癌骨盤転移に対する成績は、すこぶる良好で確かに良さそう。
いつも、いろいろ自分で探して、徹底的に調べる姿にとにかく尊敬しかない。
一歩進む力と勉強する姿にいつもびっくりする。とにかく生きることができますように!