残酷・・
宏樹は朝、いつものようにケモへ。
私は、早朝から緊急患者さんの連絡やら、クリニックのスタッフが同僚に”ばーかといわれた”とかで、
もうたえられないと半泣きやらで収集つかず、天手古舞。
そんな中、宏樹から電話。
病院に行ったら2時半に外科の先生の予約が入っているとのこと。
手術してくれるといったら、手術でよいよね?と。
してくれるなら、してもらってほしいこと伝える。その後メールはなし。
帰宅すると、
”へこむ・・A先生の外来で良いことない。ひどい言い方・・へこむ”と。
内科の主治医先生が、腫瘍が小腸に穿孔するのも困るなどと言って、手術をたのんでくれたらしいが、
A先生は、1個ではなく、腹膜全体に播種していて、手術しても、小腸ストーマをたてることになるかもとか、
あけてとじてくるだけとか、緩和のための手術であり、根治の手術ではないと思ってくれないと
手術しないというかなりきびしいムンテラだったらしい。
さらにムンテラ後、入院の件でサポートセンター行くと、
肝臓の時の入院の案内をしてくれた看護師さんがいて、
”すごいこと言われましたね、一緒に病気に負けずに頑張りましょう”とターミナルの人に言うように言われて、
へこんだ・・と。
偶然会ったスタッフにも宏樹の顔色を見て”どうしたんですか?”と言われ、手術と説明したよう。
体重も増えているし、CEA3.2で変わらないし、・・と。
A先生は、しかも宏樹がケモ途中でつらくてやめたと思っているらしかったと。
”化学療法やめたんですか?”ときかれ、いや、今日も点滴してきましたよ?と答えたそうな。
ふつうケモ4ヶ月目が一番効果がでるとか。それが変わらないので、次の手で、
手術だし、以前A先生もとりますよと言ってくれたのに・・と。ほんとに、へこむ。
あと予後どれぐらいと考えてしまうぐらいひどかったと。
ストレスだあとローズ味のバームクーヘンをストレス食いと食べていた。
ストーマ師さんは、ケモやっている人の中で、一番元気そうといってくれたと。肩が牛のようだと言われたと。
唯一、今日の良かったことはケモやっている人の中で、一番元気そうといってくれたことだけだ・・と。
ほんとA先生はひどい。と。いつもいいことないと。
朝の他分野混合ミーティングで内科の先生が頼んでくれたんだろうなあと。
頼まれたから、やりますよという感じだったしと。
緩和といわれると、もう??とびっくりするよ、こんなに元気なのに??とぶつぶつ言っている。
今日は、呼吸機能、心電図をとってきたと。
心電図で、V2,4でT波の逆転?があるとかで、心エコーなど検査かも・・と。とにかく不安のよう。