3月15日。

朝、9時退院で、傷口がうんでいる件に関して、シャワーで洗って、お風呂はまだ駄目で、ゲンタシン塗るようにとの指示と。

ガーゼ下で買ってきて?というと、ストマ交換ガーゼでいいでしょと。確かに。

その後、ズボンはいたらきつい!まだ腸はれてるんだ!(笑)と。自宅へ。

午前の医院が終わり、宏樹を見に行くと、調子悪そうで寝ていた。ネコたちは、みなそばで寝ている。

宏樹はおなかが痛いと。右ではなくて、左が痛いと。頭も痛いと。ねつを測ると、37.95度。

顔色が悪く、おなかが蛙のようにふくれている。退院してまだ4時間・・

??となり、点滴しようと、ソリタT3にパンスポリンを用意し投与。投与前に採血した。血が薄い印象。

点滴の途中トイレというものの歩けないというので、洗面器で排尿。ものすごく濃い尿に驚く。量もでない。

尿瓶があったほうが・・というわけで、パパスに買いに走るが、尿瓶なし。しょうがなく、洗面器をおいておく。

パンスポリンがもう在庫ぎれなので、午後、1日1回で良いロセフィンを緊急に取り寄せ、ソリタT3500にロセフィン2g混ぜて投与。

その後、5%グル250も投与。外来中も”往診してきまーす”と上へちょこちょこあがった。

1つ目のパンスポリンいりのとき、ラインがもれたため、ひじから、手首に入れ替えた。

Nsコールと、携帯電話を本人のそばに置く。5時半ごろ、採血データがFAXできた。

なんとWBC1600 プレDIC??血小板36万RBC645万、Hb13.5 かなり脱水。あの眼瞼結膜でHb13は高すぎる!

CRP5.22と意外にあがていないことに驚く。そのほか肝、腎に問題なし。データを本人にも告げる。

最初、病院に行くことを拒否していたが、早く病院に行きたいと。

本人の前で、がんセンターに電話し、状況を夕方6時20分ごろに説明。

最初、事務→当直の下の先生?(多分来てくださいということになると思いますが、満床なので、他の病院に転院かも済生会などと)

→当直の大腸外科の先生がでて、今日は満床でICU1床しかないと。

でもお話からすると、イレウスぽいので、来てくださいと。

どれぐらいで来れますかというので、救急車呼んでいくので、7時過ぎにいけると思いますと返事。119に電話。

救急ですか火事ですかと言われ、救急ですと。

状況を説明し、荷物をまとめ、私は1階におりて、救急車を待つ。救急隊を案内し、状況を説明。

ご本人は癌と知っていますか?とちゃんと聞いていた。知っていますと。

本人をみて、重くて、多分今の3人では無理と判断。消防隊に応援をたのみ、消防隊3人きて、6人で運ぶ。

消防隊を迎えに1階におりたら、消防隊の一人はなんと女性。重くて済みませんというと、鍛えてますから大丈夫と。

一緒に宏樹の部屋に行き、部屋の周りの椅子やら、本やら、ずぼんかけなどずらして、運ぶ。

いろいろ算段しているとき、楓、ローズがちょろちょろ。救急隊の人が、ねこ?あ、違うねこも?と反応していた。

家の前に消防車、救急車で物々しい感じ・・そして、病院搬送へ・・

 

高橋医院