聴診器の使い方
一見真面目なタイトルですが・・
お医者さんの代名詞のような聴診器。
ちなみに聴診器を当てているときに、しゃべられると、耳が大変です。
聴診の音は聞こえないし、患者さんの声が反響して、何をおっしゃっているかわからないし、
耳もいたい・・そういう時は、片耳はずして、まず患者さんの話を聞いて、
改めて聴診し直したりしています。
この聴診器、言わずもがな、すごい優れものです。
学生時代、病棟実習のために出席番号順に6人ぐらいのチームをくみ、各科を巡って勉強します。
産婦人科では、最終日に口頭試問がありました。
口頭試問とは、一人ずつ、部屋に呼ばれて質問されて、答えるものです。
緊張ものです。産婦人科苦手だし・・
その時、将来産婦人科を目指していたS君が、やおら聴診器で、
口頭試問の部屋の扉に聴診器を当てたのです!
なんと
中の口頭試問の様子が手に取るように聞こえます!
みんなで協力して、内容を聞き取り、解答を調べて・・テストはほぼパーフェクト!
あ、どうぞ、心配しないでください。
口頭試問だけで、進学が決まるわけではなく、何百題もの筆記試験もあります!