冬になると、黄疸だ!大変だ!と肝機能を調べてほしいとおっしゃって外来に患者さんがいらっしゃることがあります。

だいたいが、手のひらが黄色いという主訴です。

病名は、柑皮症(かんぴしょう)!

みかんやカボチャを食べると、起こります。

カロチンを大量に摂取することで、代謝できずに真皮にたまるために、黄色くなります。

時間とともに代謝されて、薄くなっていくので、心配ありません。

ちなみに黄疸の場合、白目が黄色くなります。目が黄色いと、こちらとしては、黄疸!!となるわけです。

お小水が、茶色くなったりもします。

 なんと、横浜の知人のお庭のみかんです!甘い!

そして、”手がまだらに茶色くなって・・・急に・・”といらした女性。

なんとなく、その手の色の付き方に見覚えがあります・・(白状すると・・)

“あの~髪の毛染めました?”と伺うと、“あ!!!”と。初めて染めたそうです。

手袋せずに、染めてしまったそうで~笑って終了でした!

高橋医院