水鉄砲ならぬ生理食塩水鉄砲
私の学生時代のお話です。
当時ポリクリ(大学5年生前後で行う病棟実習)は、出席番号順に6人ぐらいのチームで様々な科を1年かけて廻って勉強していました。今も、あまり変わらないとシステムかな。
このグループが、仲良くいくか行かないかで、その後の勉強にすごく差が出る気がします。
そして、生涯の友となるかどうかも。
ポリクリで、脳外科にて実習中のこと。
脳外科ですから、手術に入ります。学生は足台にのり、手術を遠くから見学していました。
脳外科の手術は細かく、顕微鏡をみながらの繊細な手術です。
でも・・周りにいると、良く見えないので、すみません、数時間すると飽きてしまいます・・
そして、助手で入った先生に、ちょっと手の空く時間ができました。
その時、我々ポリクリにむかって、その先生が、水?を発射!
私の隣にいたS君のメガネに見事命中!そのテクニックや・・完璧でした。
でも我々、学生は声を上げるわけにもいかず~そして向こうでニヤニヤしている先生
その後も、我々がダレそうになると、注射器に生理食塩水(通称、生食)をつめて、
発射!が繰り返されたのでした。
狙われたS君はびしょびしょ・・クラブの先輩後輩だったようです。
そして、手術終了後~
使用したガーゼや生理食塩水をカウントするのですが、生理食塩水のカウントが合わなかったのでした・・