海水の点滴?
祖父は、お医者さんでした。かなり破天荒な人生を歩んだようです。
もちろん破天荒になってしまった理由は戦争です。本人の性格もあった?
子供の頃に聞いた話で、忘れられない話があります。
戦時中、点滴がなくて、怪我した兵士を助けるには、海水を点滴するしかなくて、海水を点滴したと。
ビックリして、忘れられない・・プランクトンは大丈夫??など、へんなことが頭をよぎります。
でも誰に聞いても海水の点滴の話を聞いたことがありません。
ネットで調べると怪しい・・記事がでてきます。
ちなみに海水の塩分濃度は、3.4%。普通の点滴用の生理食塩水は、0.9%。
低ナトリウムの患者さんに高濃度の点滴することもありますが・・
多分、違うのではないか?
海が大好きだった祖父。
毎日晩年は、仕事(開業)の前に、海で釣りをしてから、診療していました!
毎日釣った魚を母に届け、母はお魚をさばいていましたっけ。
だから、そんな話をしたのかなあ、謎なのでした。
当時、相模湾ではたくさんのアジが獲れました。
今でこそ、高級魚ですが、かつては、アジは、ねこのご飯!でした~
肝臓専門医さんが、“アジが好き”といったさい、思わず、“ネコみたい!”と言って怒られたのでした!