院内を散歩し、本のあるところで、がんと心の問題?なる本があり、購入しようとおもっていたので、時間つぶしで読む。

その後、手術待合室へ。

5組ぐらいいて、2組は11時ごろ終了で呼ばれていた。

私は、”にゃんとも頭がよくなるぱずる”をやったり、縫物や母のアクセサリーの修理などをして過ごす。

手がなんとなくふるえて、難しかった。そういえば、朝の洗顔で日焼け止めをわすれて、上からぬったのを思い出し、やっぱり動揺しているなと思う。

12時39分にピッチが鳴り、先日のムンテラ取り消しの先生から電話。

右側のお話の部屋に行くと、”A先生は忙しくてもう次のオペにはいっており、今日はあと2件入るので、

前回の大きな腫瘍の手術にも僕が入っているので、僕が説明します”と。”大きな病院のトップは忙しいです”と。

”バイパス手術をしました”と。

”ぶつぶつ見えていたものは、がんではなく、前回の術後の線維化のようで、大動脈のリンパ節も触ると炎症性でがんではなく、腹膜も肉眼的には綺麗でした”と。

”何か所か線維化したところを切除し、病理にだしました。”と。”多分癌はないです。内科の先生の言うことが正しかった”と。

”腫瘍の上のところで、バイパスを作って終了しました。癒着はおもっているほどひどくなかった”と。

”今後、また手術のチャンスがあります。”と。

宏樹にも”バイパス手術しました。腹膜、リンパには転移がないので、あとはあの腫瘍をとりにまた手術します”と術後にいったら、”??となっていました”と。

どうも、A先生は、今回開けたら、転移だらけだろうから、オペしたくなくて、内科が手術しろというから開けたけど、

開けたら意外!リンパにも腹膜にも転移がなく、腫瘍が1個だから、がぜんやる気が出て取りに行こうということらしい。

先日のムンテラ取り消しの先生は、”今度は根治手術になる可能性が高いと奥さんに伝えてよい”と

A先生はいっていたと。”ワン チャンスあります”と。”その手術は骨盤くうをいじるもので、個々の病院でしかできない手術”とのこと。

”1日かかり、その前に院内カンファして、いろんな科やもっと偉い先生と協議して予定する”とのこと。

宏樹に説明したら、前方直腸~というやつだ、ネットに出ていると知っていた。

先日のムンテラ取り消しの先生が、”なんで今日やらないの?と思いますよね?”と。確かに。

つまり、カンファをしたり、オペ時間もかかるし、色々準備が必要らしい。なので、後日とか。

複雑な心境・・宏樹に話すと、”重粒子線がいい~もう手術やだ~内科の先生と相談する!!”といっていた。

その手術の前にフルドーズではない化学療法をやるか、なにもしないで経過観察するかは、内科と相談しますと。

自分としては、1か月か2か月後くらいかな・・と。A先生が決めると思うと。

いやはや。

病室のラウンジに移動し、次のピッチが鳴るのを待つ。

1時間半しても呼ばれないので、様子を見に行くと、宏樹はすっかり覚醒し、手を振ってくれた。

ドレーンはなく、鼻管とバルーンのみ。エピはあり、また今回も1回で入らなかったとのこと。これが一番痛かった。

5l酸素で、SAT100,血圧は98~101と低く、熱は37度。ソリタT1がはいっている。

オペ前に点滴予定がはいらず、オペ室で入れるからよいとオペナースが病棟ナースにきつくいっていて、こわーいと。

手がぴりぴりしていて、これはその時の失敗のせいだなと。担当Nsにいろいろ冗談言ってハイになっていた。途中、セフメタの点滴がつく。

状況を簡単に説明、納得しているものの、重粒子線がよいと。

目が覚めたら、まず右の下腹部さわって小腸ストーマがないか確かめたらないから、安心したんだと。

昨日、ムンテラが、とにかく手術の方法の1番が小腸ストーマでもう絶対小腸ストーマしか選択肢はないと思い、ネットでみちゃったと。

そうしたら、大腸より、水溶性だかららくだと思おうとしたと。カバンのムンテラの紙みて?と。

昨日のムンテラ用紙があり、12と3の間にせんがあるでしょ、3が腫瘍切除なんだけど、まずないといわれたんだよと。

ほんと、帰ろうと思ったと。A先生のムンテラ用紙だけ、おられていた。見たくないからねと。

いやあ、長い1日・・お昼は、宏樹が上に上がり、落ち着いてから、昨日同様クリエでホットドッグ+アイスティですます。

2時間ほど30分ごとのバイタルで、その後は2時間ごとらしい。4時半から仕事するべく高橋医院に戻り、診察した。

 

高橋医院