入院患者さんの夫婦模様は、色々です。

ある時、患者さんが救命に運ばれてきました。脳出血でした。

付き添ってきたのは、愛人!

病院から連絡を受けて、妻が来棟。

なんとベッドサイドで鉢合わせ・・

ものすごい修羅場が、繰り広げられました・・・

“どっちを選ぶの!”

となり、薄れゆく意識の中で、患者さんが選んだのは、あろうことか愛人!

う~ん。

そんなこともありました。

別の患者さん、男性は、がんの末期でした。

アルコールで、かなり妻には迷惑をかけたようで、妻は、洗濯物の交換にしか、来ません。

来ても、カーテンからちらっとベッドを覗き、“まだ生きてるの?”と一声・・

それを聞いた時、切なかったです。

意外にコロナで病院のお見舞いが制限されている昨今、喜んでいる家族は多い気もするのでした・・

高橋医院