C型肝炎など、今のように良い治療がなかったころ、インターフェロンが画期的な治療だった時代があります。

患者さんはインターフェロンを導入するとき、かなりの確率で高熱をだすので、入院で開始していました。

いまでも、IFNは腎臓がんや多発性硬化症などに使ったりしていますが、

だいぶ認知度は下がったお薬になった気がしていました。

そんなある時、友人のネコが、ネコ風邪をひき、病院に行ったところ、IFNを勧められたそうです。

初めて、ネコにIFNを使うことを知り、ビックリしたのを覚えています。実は獣医科では、良く使うようです。

確かにウィルス性疾患にはIFNは効きます!

ネコの伝染性腹膜炎は、コロナが原因で、治療はIFNです。それを知ってか知らないでか、

2019年のコロナが出たばかりの頃、IFNを試した先生もおられたようです。

しかし、IFNは高額です!ネコにIFNを勧められた友人が、あまりの高額に唸っていました・・

保険ききませんからね・・

ネコも注射すると、お熱が出るのかしらん・・

   肝臓の形のストレスボール!

高橋医院