ロシア・サンクトペテルブルグ 
ミハイロフスキーバレエ団
の公演を見てきました

演目は 白鳥の湖 

これを見るのは久しぶりです

会場に入りキャスト表をもらって見ると 
びっくり!

なんと 
主演のオデット(白鳥)/オディール(黒鳥)役が
イリーナ・ペレン
に変更になっていました!

当初この役を踊るはずだった若手が
来日できなくなり 
ペレン”様” が躍ることになったそうで

はい ペレン”様” と呼ぶくらいですから
恥ずかしながらカミングアウトしますが

書き手はイリーナ・ペレン”様” の大ファンです

超ラッキー!!

 

イリーナ・ペレンの写真

ペレン”様” 2年前にお母さんになったそうで
産後の舞台を見るのは初めてでしたが

スタイルの良さ
まるでアスリートのような
腕や背中のビシッとした筋肉は
以前と全く変わらずで驚きました

なんだか風格が漂ってきたような感じも、、

それにしても
どうやったら出産後にあのような体型が
維持できるのかな?

きっと日々のレッスンの地道な積み重ねで
鍛え上げているのでしょう

日々の精進 大切なことです (自戒、、、)

で 白鳥の湖 は

第1幕で
王子が白鳥のオデットに出会い恋をして

第2幕で
悪魔が操る黒鳥のオディールに誘惑された王子は
オディールをオデットと間違えて婚約してしまい

第3幕で
自らの間違いに気づいた王子が
失意のオデットを助け 悪魔と戦い、、、
というストーリー展開ですが

第1幕の白鳥のオデット 

第2幕の黒鳥のオディール 

どちらがより魅力的か
というのが悩ましい問題で、、、(苦笑)

眉間にしわを寄せて愁うオデット 

妖艶な眼差しと仕草で誘うオディール

うーん、、、 殿方の皆さん 
どちらがお好みですか?(笑)


ちなみに ナタリー・ポートマンが演じた
白鳥の湖をモチーフにした
映画「ブラックスワン」の宣伝には

「全ての女性のなかには オディールがいる」

というキャッチコピーがあり 
ちょっと背筋が寒くなりました(苦笑)


さて 第3幕のエンディング

オリジナルは
王子とオデットが湖に身を投げるという
悲劇仕立てですが

今回のミハイロフスキーは
悪魔に勝利したふたりが白鳥達と昇る朝日を迎える
というハッピーエンド仕立て
ホッとしました

それにしても
オペラグラスからひとときも
眼を離さなかったね

帰り道に隣に座っていた方から
そう指摘されても平気な
ちょっと幸せな書き手なのでした

 

高橋医院