医院に入ってすぐ左側に飾ってある風景写真を 
夏バージョンにしました

医院の壁に飾られているヒマワリの風景写真

夏の花と言えば ヒマワリ

夏の真直ぐなエネルギーを
存分に感じさせてくれる花ですね

ヒマワリの花言葉は
憧れ 熱愛 愛慕 
そして 
大好きなあなたをずっと見つめていたい

書き手がteenの頃 
伊藤咲子さんというアイドル歌手が
「ひまわり娘」という歌を唄っていたのを 
ふと思い出しました

その曲のなかで ひまわり娘が慕う彼のこを
「あなた太陽みたい」と歌っていますが
その彼は太陽神アポロンだった
という話があります

ギリシア神話に
水の女神クリュティエの恋の話がありますが

水の女神クリュティエ

彼女はつき合っていたアポロンを恋い慕うあまり
彼を片時も離さず見つめていたそうな

でも そんなに真直ぐな感情表現をされると
往々にして相手はひいてしまうものです

アポロンも次第に
クリュティエの方を向かなくなりますが

クリュティエは
空気が読めなかったのか純真すぎたのか
9日9晩 ひたすらアポロンを見続け 
ついにはヒマワリの花になってしまったそうです

だから今でも
ヒマワリの花はいつも太陽の方を向いているとか

これは悲しい恋のお話でしょうか?

それとも
男を落とそうとするときは
真直ぐ攻めるだけでなく 
こちらを向かせるように仕向けることも大切
という人生訓でしょうか?

ちなみに 
クリュティエが色々と画策して
アポロンが恋していた恋敵を生き埋めにさせたという
怖い話もあります

やはり 下に恐ろしきは、、、?(笑)

さて この純愛神話には異論もありまして

そもそもヒマワリは中南米原産で
ヨーロッパにヒマワリが輸入されたのは
新大陸発見以降のこと

だから ギリシア神話の時代には
ヒマワリはヨーロッパにはなかったはずでしょう!

そんな話の流れに水を差すような正論ばかり振りかざしていては
上手に男を振り向かせることはできませんよ?(笑)

もともとクリュティエが変身したのは別の花で
それがいつのまにかヒマワリに置き換えられた
というのが本当のようですが、、


お花屋さんで 
今がまさに旬のヒマワリを買おうとしたら
さまざまな種類があって驚きました

ヒマワリをモチーフに描くことが多かった
画家たちの名前をいただいた品種は

ゴッホ ゴーギャン モネ

ヒマワリのモネ
ヒマワリのゴーギャン
ヒマワリのゴッホ

どれがどの画家のひまわりか おわかりですか?

上から順に モネ ゴーギャン ゴッホ

個人的には
ゴーギャンは今ひとつイメージが湧きません


おまけですが
アポロンは恋多き情熱的な神様だったようで
ダフネに激しく求愛して
拒む彼女は月桂樹に化身してしまったそうで

このときの模様が
マイ神様のベルニーニによって表現されています

ベルニーニのダフネとアポロンの彫刻

ギリシア神話って
こういう人間臭いところが(?)
おおらかで和みます(笑)





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