以前にご紹介したように
デイジーは奇特なネコで
書き手が大好きです

書き手がPCに向い仕事をしているとき
その腕を占領してくつろぐのは 
いつもデイジーでした

腕枕で寝るデイジー

しかし 書き手の机の上では 
かなり劇的な状況の変化が起こっています

というのも 最近は
PCに向い仕事をする書き手の腕に 
頭を預けてくつろいでいるのは

デイジーではなく この方でして

腕枕で寝る楓

だって さん
書き手が仕事をしていると
突然机の上に乗ってきて横になり
こんな艶のある目線を投げかけてきて

見つめる楓

こんなふうにして 
しなを作って誘ってくるのですよ

誘う楓1
誘う楓2

しかもこの時点で 
既にグルグルと喉を鳴らしているのです

あのグルグル閾値が高かった楓さんともあろうお方が、、、

うーん こんな風にして誘惑されたら 
ねえ、、、(苦笑)

さらに 
書き手が伸ばした鼻の下の上にある
鼻の頭をペロペロと舐め
最後にカプッと鼻の頭を甘噛みまでするのです
(顔はやめて!:笑)

そしてひとしきりグルグルしたあとに
書き手のたるんだお腹に頭を押し付けて
満足気にこんな表情で見上げて、、、

見上げる楓


一方 哀れなのは 
かつて書き手の腕を独占していたデイジー

楓がこんな風になってから
書き手の机の上に乗ってくることは
全くなくなり

玄関で
書き手の靴の上に座って拗ねてみたり

拗ねるデイジー


窓際で寂しげなシルエットを作ったり、、、

窓際のカーテンの向こうでシルエットを作るデイジー

しかも これまでデイジーは
あまり糖尿病専門医の膝の上に乗ることは
ありませんでしたが
最近はすぐに彼女の膝の上に乗って甘えます

こうした状況を鑑みて
糖尿病専門医や医院のスタッフは
書き手に冷たい視線を投げかけ
こんなふうに非難をしてくださいます

「何よ! 若い女にうつつを抜かして!
 デイジーが不憫よ!」

そんなこと言われたって、、、

さらに追い打ちをかけるように

「あなた
 楓に接するときに声色が変わっていることに 
 自分で気がついていないの?」

という厳しいご指摘もいただいております

トホホ、、、

でも 季節感を大切にしたい書き手は
日一日と高くなっていく秋の空を見上げながら
こんな風に思うのですよ

そういえば 女心と秋の空 なんて言うし

特に若い女性の気持ちは
熱しやすくて冷めやすいから

いつの間にか楓も
机の上に乗ってこなくなるかもしれないし

そして もしそうなっても
デイジーは拗ねたままで 
二度と寄ってきてくれないかもしれないし

やはり滑稽なのは 
若い女の気まぐれに振り回されている
オヤジなのでしょうか?


いいよ そうなったら
ひとり寂しく 秋の夜長に 
渡辺淳一の「化身」でも読み直すから

それとも読み直すのは 
谷崎の「痴人の愛」にしようかな?

さて 楓は 
「化身」の霧子になるか 
「痴人の愛」のナオミになるか?

ちなみに
化身の霧子は 
自分を魅力ある女に育ててくれたオジサンを捨てて旅立ち

痴人の愛のナオミは 
自分の艶力で虜にしたオジサンを破滅させます

書き手はどちらの結末が好みだと
思われますか?(笑)


高橋医院