ベジタリアン楓&世界糖尿病デー
ローズのアイスクリーム好きは 以前ご紹介しましたが デイジーや楓は あまり食の好みがありません そもそも 下僕たちが食べているものには あまり興味を示さない ところが そんな楓でも大好物なものがあります それは サラダ! 下僕がサラダを作り始めただけで 興味津々で まとわりついて離れません! そして 夕げの食卓にもしっかり参加されます いかがですか 見事な食べっぷりでしょう? ときには 手まで使って食べちゃう! シャキシャキとした歯応えが 楽しいのでしょうか? 我が家では ベジタリアン・楓 と呼ばれています メタボな皆さん 楓を見習って 野菜をたくさん召し上がって下さいね!(笑) さて 今日 11月14日は 世界糖尿病デーです コメントを入れたら? と糖尿病専門医にアドヴァイスいただきました(笑) 世界的規模で 患者さんの数が激増している糖尿病の脅威を 多くの人々に認識していただくために 世界保健機関(WHO)と 国際糖尿病連合(IDF)が共同で提案し 国連決議で公式に認定された日で 11月14日は インスリンを発見した カナダのバンティング博士の誕生日で 糖尿病治療に画期的な発見に敬意を表し この日を糖尿病デーとして顕彰し 啓蒙活動を行っています 世界各地で夜になると シンボルカラーのブルーの ライトアップがなされます 東京では 今年は都庁や渋谷のヒカリエがライトアップされます 糖尿病は 今や世界の成人人口の およそ8.8%となる4億1500万人が抱える病気で 年間に500万人以上が 糖尿病の合併症などが原因で死亡されており その数はAIDSによる死亡者数に匹敵するほどです 日本で2012年に行われた調査によると 総人口の10%を超える約2050万人の 糖尿病患者さんおよび予備群がおられると 推定されています 当院にも数多くの糖尿病患者さん 予備軍の方が来院されています 糖尿病は 痛いとか苦しいといった自覚症状がないため 健診等で指摘されても受診されなかったり 治療を開始しても途中で自己判断で 中断されたりすることが多い 上記の全国調査でも 残念なことに 糖尿病患者さんおよび予備群の約6割が 未受診または治療中断という状況で その傾向は30~49歳までの働き盛りで 最も多くみられます 患者さんたちによくお話ししますが 糖尿病治療の目標は 今でなく10年 20年後です 自覚症状のない早期から しっかりと治療や経過観察を行い 10年 20年後に 心筋梗塞 脳梗塞 腎不全などの合併症で 入院しなくてすむようにすることが 最大の目的です そのためには 指摘されても未受診の方は 一日も早く専門医を受診していただき 治療や経過観察をはじめられている方は 面倒くさがらずに 地道に継続していただく そのことを 糖尿病患者さんおよび予備群の方に 是非ともお願いしたいと思います 今晩は 近くにブルーのライトアップがないか 探してみてください
高橋医院