駒込にある 六義園

今まで一度も訪れたことは
ありませんでしたが
紅葉のライトアップが美しい
との情報を得たので

まずはどんなところか
下見も兼ねて

11月下旬の日曜日のお昼 
上野に寄った帰りに 
紅葉を愛でに行きました

六義園の入口

今年は暖かいので 
全国的に紅葉の色づきが遅れているそうですが

六義園の木々も 
まだほんの一部しか
赤くなっていませんでした

紅葉

それでも 
初めて訪れたお庭は 
思っていたよりずっと敷地が広大で

池も大きくて立派で 
ちょっとびっくり

庭園の様子

周遊路を歩いていると 
まるで森林浴をしているようでした

緑のなかの朱色のスポット

このコントラストも 
それはそれで なかなか乙なものです

緑のなかの朱色のスポット

さて 書き手は和歌の世界は不勉強で
いずれ詳しく学びたいと思っていますが

古今和歌集では 
和歌を六種の形態にわけているそうです

物事をたとえ比喩する 「そえ歌」
たとえずにそのまま詠んだ 「かぞえ歌」
ほかの物にたとえて思いを詠んだ 「なずらえ歌」
思いを自然の風物になぞらえた 「たとえ歌」
正しい世の中を詠んだ 「ただごと歌」
祝い祝福した 「いわい歌」

徳川五代将軍・綱吉の覚えめでたかった柳沢吉保は 
和歌が大好きで

駒込の地に 
和歌の趣味を基調とする回遊式の日本庭園を造り

この庭園は明治になると
三菱の岩崎彌太郎の別邸となり

そこが現在は 
東京都が管理する特別名勝の六義園となっています


六義の名の由来は 
古今集に記されていた和歌の六形態

そもそも和歌の六形態は 
漢詩の形態分類の六義に習ったものだそうで

それが故に 
和歌を愛した吉保は 六義園と命名したそうです

和歌も漢詩も不勉強な書き手は 
駒込駅の駅員さんに

ろくぎえん はどちらですか?」
と道を聞いたところ

「あ りくぎえん ですね」
と教えていただきました(苦笑)

閑話休題

それから約2週間後の12月初旬の金曜日の夜

生まれて初めて 夜の紅葉ライトアップ 
の見学に出かけました

夜の紅葉ライトアップのパンフレット

かなり寒くなっていましたが 
紅葉が真っ盛り にはまだ一息

それでも多くの方々が
ライトアップされた
紅葉を愛でに来られていました

カップル率高し 
確かに趣のあるデートスポットかも(笑)

夜の闇のなかに照らし出された紅葉は 
美しいです

特に池の水面に紅葉が映し出されている姿は
鏡面像を見ているようで 
しばし見とれてしまいます

ライトアップされた紅葉1

緑 黄色 朱色のコントラストも 
なかなかのものです

ライトアップされた紅葉2
ライトアップされた紅葉3
ライトアップされた紅葉4

昼間はこんなふうに見えた橋は

昼間の橋

夜はこのように見えます

ライトアップされた夜の橋

そして 
昼間に森林浴を楽しんだ遊歩道は かなり暗い

多くの人が歩いているので順路がわかりますが
誰もいなかったら迷いそうです

「これ 人がいなかったら お化け屋敷の迷路だね」と
カップルの男性が女性に語り掛けていましたが
確かに人がいなかったら怖いかも(笑)

ライトアップされた紅葉5

そんな深い木立のなかの周遊路を抜けて 
池のほとりにでると

ライトアップされた小島が
水面にくっきりと映し出されていて
とても美しくて 思わず息をのむほどでした

ライトアップされた庭園内の小島1
ライトアップされた庭園内の小島2

ちょっと 幽玄の世界のよう、、、

この光景を見ることができただけでも
仕事を終えてからわざわざ来た甲斐がありました

さすがに冷えたので
庭園の入口のすぐわきにあった
お洒落なお蕎麦屋さんに入り

今年初めて お燗したお酒 をいただきました

オシャレなデザインの徳利とお猪口

ふーっ 暖かくて一息つきます

蕎麦みそをいただいてから

蕎麦みそ

新蕎麦の蕎麦粉100%の 
生粉打ち(きこうち)のせいろ

せいろ

思い切り手繰ると 
鼻腔に新蕎麦の香りがほのかに感じられて
とても美味しくいただけました

紅葉のライトアップに 新蕎麦に 燗酒

秋から冬へ 
季節の移ろいを楽しむことができた一夜でしたが

うーん いつものように 
話の〆は食い物と酒ですか、、、

ちょっと情緒に欠けます?(苦笑)


高橋医院