お日さまと旨味と渋味
書き手は新しもの好きなので オープンして1か月余りの人気スポットに GWの1日 早速行ってきました 数寄屋橋交差点 SONYビルの向かいにできた 東急プラザ銀座 江戸切子を イメージしたデザインだそうです 先日決まったTOKYO2020のロゴの市松模様といい 最近は 江戸の小粋なデザインがブームのようで 書き手は なかなか良いと思っています 11階からエスカレーターで屋上に上ると オープンエアー! 銀座のど真ん中で ブルーアワーの薄暮の空を見上げるのも なかなか素敵です! 4丁目の交差点 和光の時計や三越が こんな風に見えます かなりの人で賑わうレストラン街を ぶらぶらしていたら とあるお店の軒先に こんなポスターを発見! このキャッチコピーも お昼の日の部分が お日様になっているデザインも 素晴らしい!(笑) ということで 左利きはこのポスターに心惹かれて(苦笑) 昼呑みならぬ夜呑みですが 銀座はなたれさんの暖簾をくぐりました このお店は 横浜の居酒屋さんがオリジンで 三浦半島の漁港や農家さんと 直接お付き合いされているそうで 生シラスや 鎌倉野菜が とても美味しい! 生シラス 久し振りにいただきましたが すごく美味!! お酒は 地元の神奈川や東京の日本酒が ありました お酒メニューの 右下の味わいマップが とても参考になります 書き手は右上の分画に位置する 芳醇で香りが複雑なタイプの 日本酒が好みです! 屋守と書いて おくのかみ なんと東京は東村山の蔵元だそうな 純米中取り無調整生 中取りとは もろみの絞り汁の最初の部分を除いた いちばん味わいのある部分 無濾過だから 雑味が濾されておらず 芳醇そのもの 火入れなしの生だから 口に含むとわずかに発泡感も感じます 美味しい! 東京の地酒は 奥多摩の澤乃井しか知りませんでしたが 東村山にも こんなに美味しいお酒を造る蔵が あるのですね ちなみに 瓶の裏側には こんなオシャレなデザイン 屋守 だから ヤモリ!(笑) このお店は 明治創業の横浜のお茶問屋さんと コラボされていて 着物姿のお茶屋さんの方が 目の前で抹茶を点ててくれて 焼酎の生抹茶割りを作ってくれます 点てていただきながら 抹茶の旨味について教えていただきました お茶の木は 土地に含まれる窒素を吸収して 葉に テアニンという グルタミン酸の誘導体として保存していて このテアニンが お茶の旨味成分になるそうですが 日光に当たると テアニンが フラボノイドのカテキンに変化するそうです カテキンは ポリフェノールを含み お茶の渋味のもとになりますが 抹茶の葉を収穫するときは テアニンがカテキンに変化して 旨味が渋味にならないように 収穫前の2週間ほど布をかぶせて遮光するそうです 日本人なのに 知りませんでした~!(苦笑) あと アミノ酸が日光を浴びてポリフェノールになるのも 面白い! うーん やっぱり飲み屋のカウンターは 勉強になります!(笑) 〆のシラス丼をいただいたら どんぶりの底にごちそうさまを発見! 遊び心を満喫できるお店でした!!
高橋医院