そして その日が
日常生活の一部となった テロ行為 テロリストも書き手たちも テロがあった日もなかった日も ごく普通に日々を過ごしていました しかし そんな えもいわれぬ不思議な安定状態を 打ち破る日が ある日突然ついにやってきたのですよ いつもと同じように ベッドの枕の上の方にある黒いランプを消して 眠りについた書き手 夜中に カサコソ という音で 目が覚めました うん? なに? どうも楓が 書き手の頭の上のランプのあたりで なにやらゴソゴソしているようです 楓 いったい なにをやっているのよ? 気持ち良く寝ているところを 起こされて 意識が朦朧としている書き手でしたが 次の瞬間 書き手の耳に ポロッ ポロッ という音が 聞こえました ええっ! その音で あっという間に眠気が吹っ飛び あわててランプをつけると テロリストが 書き手の頭の上でお尻をかがめていて なんと ゴジラの卵が 枕の方に転がってきました えーっ 夜中に 頭からゴジラの卵シャワーですか? これは 夢なの? それとも 現実なの? お願い 夢であって!!
高橋医院