ママのパパ
我が家のお嬢さまたちが お世話になっている動物病院は 都内某所にありますが ロケーションのためか ペットを連れた夜の蝶さん系の方々もおられ 毎回行くたびに 待合室で微妙な客層観察を 楽しむことができます(笑) 以前 待合室で待っている間に 非常にウイットに富んだ会話を 耳にすることができたので ご紹介することにします 確か初夏の休日の午前中でしたが 待合室に入ると 休日の午前中にはあまりマッチしない雰囲気の カップルがおられました 女性は非常に華美な雰囲気で サングラスをされた妙齢の方 となりに座る男性は 頭髪がかなり後退された 恰幅の良い中年~初老の方 想像力が掻きたてられるカップルですね! どうして休日の昼間に こんなところにおられるのでしょう? あ このコンテクストで こんな写真を例示に使っているのが見つかったら 彼に怒られて どこぞのTV局の記者のように リングサイドでコテンパンにされてしまうかな?(笑) ちなみに ふたりが連れていた患者さんは こましゃくれ系の小型犬でした 女性が男性に語りかけ始めました ねぇ どうしてこの子は いつも世話をしている私より たまにしか来ないあなたにばかり なついているのかしら、、、 思わず耳ダンボ状態で 会話に聞き入るうちのネコs じゃなくて 書き手と糖尿病専門医さん(笑) すると 男性は 間髪入れずに こう返事したのですよ! 「そりゃ 俺が飼い主の飼い主だからだろ」 作り話ではありませんよ! ホントにそう言ったのですよ!(笑) 書き手は 空耳でなかったか確認をとるために びっくりしながら 無言で糖尿病専門医さんの方を見ましたが 彼女も 書き手と同様の表情をしていたので 書き手の妄想の空耳ではありません!(笑) いやはや 世の中にはウイットに富んだ方がおられるものです あの男性 待合室の他愛もない会話のなかで 間髪入れずに瞬時に見せた 卓越したウイットのセンスで 本宅の方々を煙に巻いて 休日の午前中に 飼われている方とふたりで 飼われている方が飼っている小型犬を 動物病院に連れてこられたのでしょうか?(笑) ちなみに動物病院では ペットの飼い主を パパ・ママと呼びます 書き手も 動物病院で 「ローズちゃん デイジーちゃんのパパ」 と初めて呼ばれたときは ホントに面喰いましたが(笑) その文脈からすると あの男性の正確な呼称は 「小型犬ちゃんの”ママのパパ”」 だよね などと クダラナイ会話で 帰りの車中で 糖尿病専門医さんやネコsと おおいに盛り上がったのを この動物病院に来るたびに 思い出してしまうのでした あの時の皆さん ワンコも 本宅も別宅の方々も 今でも平和な日々を 過ごしておられるのでしょうか? どうでもいいことですが ちょっと気になったりします(笑)
高橋医院