フランスの落胆
ジェイミー・ジョセフが ヘッドコーチになった ラグビー日本代表 キックを多用して相手陣に入り そこで勝負を仕掛ける ゲームプランをとりましたが 書き手は キッキングラグビーは面白くないと思うので 代表チームには あまり注目していませんでした ご贔屓のオールブラックスの 試合ばかりフォローしていましたが たまたま 11/26・日曜日に 早起きしたのでテレビをつけたら パリで行われていた 日本代表vsフランス代表戦をライブ中継していて いやー びっくりしましたよ! ジャパンは その前にトンガに勝っていたので 調子は良いのかなと思っていましたが いくらなんでもフランスには 歯が立たないだろうと 全く期待していなかったのですよ だってフランスは 個人のひらめきを重視して ボールを継続して攻める “シャンパンラグビー”と呼ばれる 華麗なプレースタイルを誇る ヨーロッパラグビーの強豪国ですからね もちろん 今まで一度も勝ったことがない というか いつも勝負にならずに惨敗 ジャパンは伝統的に 約束事で攻めてくるチームには 対応できるけれど 個人技やひらめきで 攻めてくる相手には弱い だから余計に 期待していなかった でも なんと 引き分けちゃったのですよ! しかも 同点に追いついたトライのあとの ゴールキックが決まっていたら 勝てていた試合でした びっくり! なんといっても まぐれで好勝負した ラッキーだった という感じがなく 正々堂々と勝負して相手を圧倒する 観ていて安心できるような まさに危なげない試合運びぶりで えっ ホントにフランスと試合しているの? と思いましたよ それまで多用していたキックは あえて使わず 自陣深くからでも グランドの横幅を思い切りフルに利用して 素早くパスをつないで 連続して攻め続けるのですよ こういうスタイル 書き手は大好きです! ラックからのSH流さんの球出しも 素早くてテンポも快適! びっくり! オールブラックスみたい! そして 素早く前に出る防御 的確なタックルで フランスの攻撃をしっかりつぶして ほとんどチャンスを作らせない 内容的には フランスをはるかに凌駕していて ホント びっくり! FB松島さんのライン参加もキレキレで 頻繁に相手防御ラインをブレイクしていたし 最初のトライは まさに圧巻! 自陣からパスをつないで攻め続けて 松島さんのラインブレイク そこから素早く左サイド大きく展開して ライン際で待っていた フッカーの堀江さん(左から2人目)が パスを受けてコーナーに向って突進 と そこで 内側に向けて突っ込んできたフランカーの姫野さんに アングルチェンジの絶妙なパス 最後は姫野さんから 再度リターンパスを受けた堀江さんが 左サイドぎりぎりに飛び込んでトライ! スゴイ! 鳥肌が立ちましたよ! フォワードのフッカーとフランカーが ラインの最後に参加して トライを獲りきる! ビックリです! いつも思うけれど 堀江さん フッカーなのに どうしてあんなに 小技が効いて手練れなの?(笑) センターの立川さんの 相手トライを帳消しにする ライン際までカバーして来ての 強烈なタックルも凄かったし 後半開始直後の 延々とパスをつないでのノーホイッスルトライは 2015年の南アフリカ戦のトライを 思いださせました ゴール前のモールでもトライを獲ったし まさに内容的に圧倒した 素晴らしい引き分けでした 獲得したテリトリーは なんとフランスの1.5倍 パスは3倍ですよ! 試合後 フランスの選手たちはグランドに跪き 呆然とした面持ち 涙目の選手もいた インタビューは 選手だけでなく解説者も お通夜のようでした フランスの監督さん くびになっちゃうかな? うーん ジャパン 思いがけず 嬉しいビックリでしたが この調子だと 2019年のワールドカップ 期待して良いかな? オールブラックスの試合のチケットは 手に入れようと 既に画策を初めているのですが うーん ブレイブ・ブロッサムズの試合のチケットも 欲しくなりました(笑)
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