まさかの1回目の緊急手術とストーマ(3)
3時から医院がはじまるため、1回タクシーで帰宅し、スタッフに事情をはなし、診察開始。
この間に、職場にメールで連絡。しばらく休む旨。
そして、自宅の洗濯乾燥機が壊れた・・・
5時半ごろ医院から夕方の講演のために、スタジオにまたタクシーで移動。
講演をおわり、今度はスタジオから、A病院にタクシーで移動。
ちょうどA病院につき、8階に向かおうとしているエレベーターホールで、渡されていた院内携帯がなり、手術が終了したことを聞き、手術後の説明室に来るよう言われる。
携帯にでたことに、A先生が意外に思っている感じが伝わる。18時50分ごろ手術終了。
しばらくして、A先生がオペ着でいらっしゃり、説明室のホワイトボードに絵をかいて説明してくれる。
手術は成功したこと、ここ5-6年で一番大きな癌だったこと(=この病院に赴任して以来一番大きいという意味だった・・)、
症状はなかったのか(下血あったが、本人は痔といっていたこと~ちなみにこれはA先生には言わなかったが、本人に私が検査しろというと、僕は消化器の先生だよと拒否していた!!!)、
破裂した場所をかなり探したがわからなかったこと、たぶん今日空いた穴ではなく、少し前からじわじわ穴があいて、でていたのでは。痛みがないのが不明と。
腹膜には転移がなかったこと。
S状結腸がものすごく長くこれがよかったこと、
肛門を残したので、今はストーマだが今後戻せること、
肝臓にも転移しているうえ、今回がんの破裂で癌細胞がいわば、腸内にばらまかれたので、再発の可能性が高いことをいわれる。
肝臓の絵で、癌が数個書いてあり、肝臓にはいくつあるか尋ねると、4から5個といわれ、さらに図に1個書き加えた。絶句。1個では??
今は、血圧が上がらないので、昇圧剤をつけており、ICUで様子を見るが、本日抜管(人工呼吸器の管を抜くこと)は、できないかもしれない、その場合は明日の朝といわれる。
とにかくお礼を言い、待合室でまた待機。
親友からメール。事情を説明。びっくりしている。宏樹が興味を持っていた免疫療法を知り合いの先生にきいてくれたとのこと。
ヒヤシンス
ありがたい。