肝臓術後3日
土曜日。朝5時ごろから宏樹のメール。
ただし、私は寝ていたので、音だけ聞いたような・・
私のところでは、昨夜は楓が枕元で、ローズ来ず。
宏樹は“C先生の倍の8時間寝た”と。
また“エピドラを半量に減量したけれど、痛くなくて大丈夫”と。
昨日の会話で、レジデントのD先生が、
“奥さんオキレイですね”と言ってから、“ちょっとキツそうかな”と言っていたと。
“D先生の奥さんもきついんだって”とのメール。
私の返事は、“リップサービスありがとうございます。苦労しているから、きついんではなくて、しんが強いんです”と返事する。
D先生の奥さんは、お医者さんで、D先生の学会発表の画像をチェックをするとかで、なんでここで動脈層出すの?といわれたりするらしい。
良いアドバイスだよねと宏樹。
学生時代からつきあっていて、研修が始まったら、性格がとてもきつくて参ったそうな、でも放射線科医になってまた和らいだって。などとメールがくる。
そこから、放射線科は今後AIに変わるから大変かなとか、外科もダヴィンチで、でも実際に手術経験のある先生のダヴィンチは良いけど、今後どうなんだろうなどのメールのやりとり。
今日は手術成功でほっとしたのか、私は疲れを自覚したので、土曜日恒例実家の片づけに行くのをやめて、朝から敷布など洗濯したり、免疫アップスープを作ったりして過ごす。
宏樹の誕生日プレゼント(サスペンダー)を買いつつ病院へ。
ちょうど担当の看護師さんと会う。
H4に入職、ずっと勤務しているとのこと。建て替え前の病院の話や、看護師寮は4畳半だったとか、私の後輩の先生でこの病院にいた先生の話などで盛り上がる。
また、ここでは記せない内緒話なども!
興味深かったのは、縫うときに、肝胆膵は埋没法で、胃や大腸はホチキスで傷口を縫う違いがあるらしい。
埋没法はとてもきれい。外科医ではない我々には、新鮮だった。