宏樹の59歳誕生日。

13回目のケモ。”だれかお誕生日に気づいてくれるかな?”と言いながら、病院へ。

誰にもお誕生日とは言われなかったらしい。残念。

お誕生日プレゼントを渡すが、あまり感謝されず。

味覚異常か手作りご飯が嫌になるようなので、ホテルオークラのビーフシチューとチェリーケーキを用意。

しかし、お祝いムードはなく、ストーマのことと今後の治療~臓器温存して手術してくれる病院を探すことで頭がいっぱいだった。

色々主治医とも相談し、某大学病院をすすめられた。

普通の外来受診でもよいが、より相談するなら、Second Opinionで行くほうがよいのでは・・となった。

しかし宏樹はなかなか予約を取っていないようで、催促すると

”そんな時間がない”とか”小腸ストーマが問題でそんなことする気にならない”とかなんだかんだ言っており、

”じゃあ私が予約とる!”といって、予約し、また、書類を一式そろえて大学病院に送付した。

記入用紙には、誰と来るかとか、全部病気の進行状況をしりたいか、何を聞きたいかなどあり、

何を聞きたいかは、小腸ストーマをとじつつ、骨盤内腫瘍をなるべく臓器温存で採ってもらうことができるかと記載し

主治医の診療情報提供書とCDロムなどをいれて、郵送した。

郵送すると、後で検討して、いついらしてくださいの返事が電話で来るようだった。

送付して、割とすぐに6月22日金曜日に予約が取れたとの連絡が宏樹の携帯に来た。

 

 

高橋医院