早口クレーム
肝臓専門医さんは、口の中でもごもご言うので、聞き取りにくいことが多かった。しかも、私に話すときは、なぜか大概主語を言わないし、急に話が飛ぶので、話を聞くときは、こちらはかなりの想像力を有しました~途中からは、肝臓専門医さんは、わざと主語を省き、私の想像が正しいかを試す遊びを良くしていましたっけ。
肝臓専門医さんが大学病院に勤務していた、ある1か月の間に、早口で何を言っているかわからないというクレームが何軒か来たのだそうです。そんなに早口?と聞くので、早口というより、“もごもごしていて、聞き取りにくいかも”、というと、“そうかなあ”と解せない様子。
そして、原因がわかったのです!
最近、なんか、ソワソワしているし、感情激しいし、皮疹が出ているし、朝晩トイレに行くし、何より頻脈!もしや、と強制採血を施行しました。母が橋本病だったのも、決め手でした!
結果は!やっぱり!バセドウ病でした。それで、早口の原因も納得です!
すぐに、治療となりました。
確か、治療の詳細などは、本人がブログに記録を残しているかと思いますので、ぜひお読みください。
そして、バセドウの治療後は、すっかり早口クレームはなくなったとのこと、良かったです。
白状すると、私ですが、コロナ第6波の時、自宅療養の方々が大丈夫かどうかの安否確認で、毎日20人以上に休日にも、平日は診療開始前に、電話をしていました・・あまりの人数に、ついつい早口になり、患者さんから、“話を聞け!といわれました~”
反省・・
でも電話して、安否確認するのは、かなり大変なのです・・何か月も、休日なしだし・・
そして、そういった人は、その後電話かけると、意識的に電話を切られる・・なんだかなあと思ったのでした。
良くなってきても、電話したら、迷惑がらずに出てくださいね・・防護服+N95マスクでお仕事中・・