クリームパン事件
糖尿病科の病棟では、食事療法が基本です。
身長にあったカロリー計算をして、入院中の食事が決まります。
大概の方は、入院だし…と諦め?て食事療法を遵守されておられるように思います。
時々、強者が!
中でも、忘れ難いのは、40代男性です。
同室者から甘い香りがするとの連絡を受け、行くと、クリームパンをまさに齧る所…
あーと言うヒマなく、患者さんは、クリームパンをあろうことか、とっさに背中にほおりこみ、
そのままベッドによっかかったのです!
パンはつぶれ、甘ーい香りが病室にたちこめ、何よりベッドと背中がクリームでベトベト…
病衣交換にシーツ交換、体まで拭かなければならず、看護師さんに、申し訳なく…
後日、
病棟で煙が立ち、あわや火災報知器作動か!?というところで、
なんとクリームパンの御人が病棟のトースターでキノコを大量に焼いておりました…
悪びれもなく…確かにカロリーはないから、クリームパンより良いけど…
うーんこれ、一番の人気だそうです。もっと大きいグローブみたいなクリームパンでした・・背中で押しつぶしたのは。