胃婁とは、脳梗塞とかで誤飲してしまい飲み込めないとか、

抗がん剤の副作用や術後の栄養管理のために、

胃の中から穴をあけて、体の外に細い管をつなげ、その管から栄養剤をいれるのですが、

その管のことを言います。読み方は“いろう”です。

内科で簡単に作ることができます。

ある時、脳梗塞で食べられなくなったおじいさんが胃婁を作成しました。

おばあさんが、胃婁を管理することになりました。

とても献身的に介護されていました。

何とはなしにお話をしていると・・

なんと1日1回夜に、晩酌と称し、焼酎だったか、アルコールを胃婁から、入れているというのです!

え!いやはや、少量だと仰っていましたが~入れてしばらくすると、気分が良くなる=酔う そうです。

確かに、アルコールは胃で吸収されるので、胃婁から入れれば、酔うなあ。

腸瘻だと酔わないのかな?

おじいさんは、そんな柔軟な伴侶にお世話され、なんて幸せなんだろうと思ったのでした。

 

ネコにも胃婁を作ることがあります。

ネコは、空腹がつらいとかで、胃婁から食べ物を入れてあげると安心するのだそうです。

確かに、我が家のポッポちゃんはそうでした

。人間は、胃婁を作成後、1Wぐらいで使用しますが、なんとネコは作製翌日から使用可!

なかなか勉強になりました!

在りし日の宏樹のお酒コレクションの一部!(私は下戸です)

高橋医院