術後2日目
土曜日。私は、実父の関わっていた横浜のクリニックへ仕事に行く。午後は、A病院へ。
宏樹は元気そうで、ベッドの値段の話(800万?)や、ICUで務めている看護師さんが門仲にすんでいること、その看護師さんは、胃が痛いとのことで、高橋医院に来てと、誘ってみたよとのこと。
ICU症候群(明るいところで過ごして、昼夜がわからなくなり、せん妄がでたり混乱したりするもの)
の検査のために、2と言ったら、手を握るなどの検査があり、連日若い看護師さんがやってくれていたらしい。
これが、ことのほか、お気に入りで、”今日はやってくれないの?”といったら、”最後ですよ”とやってくれたと喜んでいる。
ナースステーションでこの話が有名らしく“変なおやじ”と思われているかなといいつつ楽しそうで、ほっとする。
リハビリする(歩く)というので、大名行列のように看護師さん二人と私と4人でICUの外まで回る。
たくさん管がついており、もちながら、酸素飽和度や脈を図りながら、回る。おだてられ嬉しそう。
スタッフの皆さま、患者さんのモチベーションを上げるのが上手!!勉強になる。
リハビリの靴が必要とのことで、下の売店で27㎝の青のリハビリシューズを買う。
“ひろき君とひらがなで名前を書いて”いうので、書く。
が・・・後日、まったくこのこと覚えていない事が発覚・・
なんで、ひろき君って書いてあるの?と。
結局、はきにくいとかで、1回だけの使用で終わる。
体重測定は、ベッドごとできて、計測したら、82.5㎏!(さすが800万!のベッド)
がんをとったのに、減ってない!ほんとにとってくれたのかなと、本気で言っている。
むくんでいるからでしょ。と一蹴ならぬ一笑。