パンダが笹を食べるがごとく
消化器内科を研修医で廻っていたときのこと。消化器内科の某先生に血便がでたのだそうです。
大腸カメラをやらないといけないと思った先生。
同僚にお尻の穴を見られるのは嫌だし、後輩にやられるのは、もっと嫌だし、他の病院に行くには、時間がないし・・
そこで・・・
ある日誰もいない時間を見計らい、検査室にこもることに。
鍵をかけて、自分で大腸カメラをやることにしたそうです。
自分の肛門にカメラを入れるには、パンダが笹を食べるがごとくの態勢でないと入らないと、座ってカメラを足の間から入れたのだそうです・・
でも腸は曲がっています。大腸カメラをやる態勢は普通横になる側臥位です。
これは、カメラが入りやすい態勢で、パンダが笹を食べるがごとくの態勢では、S状結腸から先にはいらなかったそうです。
しかも・・カメラが抜けなくなり、にっちもさっちもいかなくなり、
助けを呼ぼうとしても、鍵かけたし、誰もいない時間だし・・
相当困ったとか・・このまま息絶えるか、恥ずかしいを姿見られるか・・
なんとか無事カメラを抜き・・ほっとしたそう・・・いやはや、いろんなことがあります。
パンダと言ったら、りんりんとかんかん!