2回目の手術(1)
6月14日~2回目の手術
私は朝8時15分に家を出て、8時45分には病院へ。
ソルデムT1点滴中。
Nsから、本日重症な人が多くて、ICUに重症度からいくと、宏樹は入れなくなり、
そのままここへ帰室となると。
めちゃくちゃ本人がっかりしている。(普通、喜ぶでしょ??)
ICUの看護師さんに会いたかったよう。
手術時間決まっていないし、少なくとも午後からの手術だと、
夜勤さん3人しかいないのに、夜勤滞にオペ患戻ることになり、
大変で申し訳ないと二人で言う。
部屋から外を眺めながら、ビルがごちゃごちゃで統一性がないね、とか、
ゆりかもめがゆっくりだねとかたわいもない話をする。
二言目ではなく、一言目には、おなか減った、おなか減ったよ~だった。
相当空腹らしく、体重も75㎏と。
途中、私の患者さんの突然死の知らせが入り、ばたばたする。
イケメンレジデントの先生訪室。12時45分にここをでて、手術室と。
宏樹は、イケメンの先生に、
”女の子を口説くときはメガネとるの?もてるでしょう”と聞くと、
”メガネとるほうがイケメンです”と本人!
”Hが僕のおなかは腹黒いから、よくぬぐって手術してね、”というと、
”僕もC先生もおんなじぐらい腹黒いです!”と切り替えし、
宏樹はちゃんと切り替えしてくれた、
大腸の時は、みんなそんなこと言わなくていいからと
(つまらないこと言っている場合ではない)いう感じだったからなあと。
隣の部屋は、急変しているらしく、緊急に輸血したり、ちょっとばたばたしていた。
Nsコールに連動しない固定電話の音がしたので、
”たぶん手術時間決まったよ?”というと、そのあとすぐにNsがきて、
術着に着替えてくださいと。
下着はそのままで、やや短めの上着に東京医大と同じズボンに着替えた。
湿布とか、義歯とかないですか?ときかれ、湿布はってないです・・など答えて終了。
朝、黒いアンペルマン長そでTシャツを着ていて、
”あ!点滴が通らない!どうしよう”と宏樹は心配になり6時ごろNsに相談、
あっという間にコネクター外して通してくれて感動したと。
今も着替えの際、コネクターを外してくれたのだが、
本人的には、コネクターをはずして液が漏れないのが、感動ものらしい。
う~ん。病棟離れて時間たってるなあ。
着替えて、時間があまると、ハリネズミ君やネコ柄のティッシュケースのネコたちに
成功を祈るとともに挨拶していた。