初めてのナマ文楽
日本人なんだから いちどはナマで見てみようよ
1か月ほど前のことになりますが
人形劇嫌いの方をそう説き伏せて
ついに人生初のナマ文楽体験をしてきました!
文楽は大阪が本場ですが
東京で楽しむなら三宅坂の国立劇場
恥ずかしながら 国立劇場 初体験です
演目は 二人禿(かむろ) 源平布引滝
本当は近松の世話物の
天網島時雨炬燵を見てみたかったのですが
こちらはさすがに人気のようで
チケットがとれませんでした
ちょっと心弾ませながら場内に入ると
いきなり国立劇場のキャラクターの
黒子(くろご)ちゃん がお出迎え!
あんまりびっくりしたので
写真がしっかりと手振れしました(苦笑)
お客さんの年齢層は高いかと予想していましたが
意外に若い人もい多くて
カップルや若い女性のグループもいたりして
びっくりです
バレエやコンサートに比べると
やはり女性の和服率は高かったですね
普段かんざしを見る機会などありませんから
前の席に座られていた
和服の女性グループのかんざしを
ついついしげしげと観察してしまいました(苦笑)
ちゃんとイヤホンガイドを借りて場内に入ります
お能も歌舞伎もイヤホンガイドは必須です
舞台は意外に大きい
いわゆる”人形劇”やマリオネットの舞台と違い
普通のお芝居の舞台とほぼ一緒です
一見して明らかに特徴的なのは
舞台上手に見晴らし台のようなスペースがあること
これは「床」と呼ばれる
太夫と三味線弾きが座って演じる場所で
まさに文楽に特有です
で 演目ごとの細かい感想は別の機会に紹介しますが
文楽
予想していたよりはるかに面白くて
とても印象的でした!!
先日のブログで紹介した
テレビのドキュメンタリー番組の影響か
文楽と言えば人形遣いのイメージでしたが
義太夫節を”奏でる”太夫の存在が大きくて
びっくりして圧倒されました!
あの迫力は凄い!
行くのを渋っていた人形嫌いの方も
意外に面白かったと言われていました
あの空間 なんだか癖になりそうです(笑)
どんなに太夫が凄かったかは to be continued!
高橋医院