久々の徹夜
ラグビー日本代表チームが ワールドカップから帰国して ちょっとしたフィーバーになっていますが 開催地イギリスでは 17日からベスト8の激突が始まりました 日本とイギリスの時差は8時間なので 現地時間の夜に行われる試合を ライブで見ようとすると 日本では夜中の12時頃から 試合開始になります しかも 第1試合のウエールズvs南アフリカのあと 約1.5時間のインタバルをおいて 第2試合のニュージーランドvsフランスが 始まります 日本時間では試合開始は午前4時ちかく うーん この歳になって徹夜はつらいですが まあ翌日は日曜日ですし 結果を知ってから録画で見るより ライブでハラハラドキドキしたい! ということで 観戦の途中で寝てしまわないように 土曜の夜の飲酒は控えめにして(笑) ひとりテレビの前に陣取りました ウエールズvs南アは ケガ人続出で満身創痍のウエールズが大健闘 70分過ぎまで(試合は前後半各40分) 僅差でリードする展開でしたが 終了間際に 南アのキャプテン・スクラムハーフのデュプレアが 相手ゴール前のスクラムサイドを 電光石火で駆け抜けて 決勝トライをあげ辛勝しました デュプレアは 日本のトップリーグのサントリーでも活躍していて 馴染みある選手ですから 南アを積極的に応援しているわけではありませんが トライの瞬間は 思わず手を打ちました! あ でも 夜中にあまり騒ぐと あとで怒られるのですよね(苦笑) そして ソファに横になり 30分ほど仮眠をとってから いよいよ お目当ての ニュージーランドvsフランス戦です 前のブログにも書きましたが 書き手は昔から ニュージーランド代表・オールブラックスのファンです オールブラックスのラグビーは 見ていて楽しい! 試合運びにメリハリがあるというか ここがポイントという場面では 15人全員の動きが瞬時にトップギアに入り 見事に連動して あっという間に相手の防御網を崩してしまいます このシークエンスは 大人を感じさせる 格好良くて ほれぼれしてしまいます いつかオールブラックスの ドキュメンタリー番組を見ましたが ラグビーが国技ともいえるニュージーランドでは オールブラックスの選手は まさに国民からリスペクトされる英雄で それだけに 選手のラグビーやチームにかける 情熱 拘りもすごい しかし そんなオールブラックスも フランスとは相性が悪いのです 前々回のワールドカップでは 同じ準々決勝で対戦して オールブラックスは10点差のリードを ひっくり返されての逆転負け しかもそのときの試合会場は 今回と同じカーディフのミレミアムスタジアム 前回のワールドカップでは 決勝で対戦して 予選リーグでの対戦では オールブラックスが大勝していたので 楽勝と思っていましたが なんと1点差の薄氷を踏む思いのギリギリの勝利 だから今回も何かが起きるかもしれない という 一抹の不安を抱きながら見ていました でも オールブラックスが 実に小気味よい試合をしてくれて 終わってみれば 62-13の歴史的な大差での快勝! なんと9トライもあげる完勝で いやー 見ていて楽しかったです! なかでも白眉だったのが 前半に見られた SOダン・カーターから ウイングのサヴェアへのパスで トライをとったシーン これは 美しかった、、、 眠い目をこすりながらライブで観戦して ホントに良かったと思いました メインカメラの向こう側の タッチ際のプレーだったので カーターがボールを持って走っていたのは わかりましたが 最初は いつ どうやって サヴェアにパスしたのかわからなかった カーターをフォローしていたサヴェアが いつの間にかボールを持ってトライしていて えっ 何が起こったの? という感じ 逆サイドから撮った スローモーションで見ると カーターがタックルしに来た相手と 接触する間際に 左後方をフォローしてきたサヴェアに ノールックで左手で手渡すように ヒョイとパスを投げているのですよ しかも 逆手で! 結構長いことラグビー観戦していますが こんなに美しいトライは 見たのは初めてです! カーターに神が降りたかと思いましたよ(笑) 良いものを見ることができた 幸福感を味わいながら すっかり空が明るくなったのに気づき 部屋のカーテンを閉めて 久々の徹夜明けの眠りについたのでした(苦笑) 24日の準決勝 南アvsオールブラックス 今から楽しみです! また徹夜かな?(笑)
高橋医院