弦が切れた!
毎年のGW恒例 東京フォーラムで開かれる音楽祭 ラ・フォル・ジュルネ 去年のテーマは Passion でしたが 今年のメインテーマは 自然と音楽 美や芸術の源泉ともいえる 自然にオマージュを捧げ 季節 風景 動物 天体 自然現象などの さまざまな切り口から プログラムが構成されていました 会場の名称が ロワール ライン ドナウ モルダウ テムズ セーヌ アマゾン と 世界各国の河川の名前で 統一されていて面白い チケットが発売され始めて すぐに購入しに行きましたが 書き手と同行者が好むプログラムは 異なりまして 同行者は優等生 書き手はひねくれ者ですから 好みは同じにはなりません(笑) で それぞれが好みのプログラムの チケットを探したところ 同行者が選択されたプログラムの チケットは購入できましたが 書き手が興味があった プログラムのチケットは なんと既にsold outで びっくり! ちなみに 書き手が興味があったのは ドビュッシー ラヴェル ラモー といった作曲家でしたが なぜか会場のキャパが小さい すぐに売り切れだったのは 単にキャパが小さい会場だったからか? それとも 近代フランス音楽のコアなファンが多いからか? 理由が微妙に気になる現象でした ちなみに ドビュッシーに関するオモネタ 結構あるのですよ そのうちにご披露しますので お楽しみに(笑) ということで 同行者さんが選択されたプログラムに 行ってきました 会場のフォーラムは 若葉が眩しい! 風薫る 皐月です! それにしても 毎年のことながら 凄い人出です 世の中には ク ラシック音楽ファンがたくさんおられますね で 演目は *シュルツの宗教的合唱曲 天は神の栄光を語る *コズマの 枯葉 *エルトン・ジョンの サークル・オブ・ライフ *ベートーヴェンの 田園 最初の3曲は VOCES8という名前の イギリスのアカペラグループが 歌い 奏で 田園は シンフォニア・ヴァルソヴィアという ポーランド・ワルシャワのオーケストラが 奏でます シュルツ 初めて聴きましたが ドレスデンの宮廷楽団の学長だったとか アカペラは良いわね~ と 同行者は言われていましたが 書き手も最近は ミサ曲でも眠くならないようになりました(苦笑) そして 枯葉って あのシャンソンの枯葉! しかも英語で歌われたので 調子が狂う?(笑) この流れでエルトンジョンの曲が出てくるのも 違和感があるようで ないようで(笑) 書き手は勉強不足で知りませんでしたが ライオンキングの1曲のようです そして 田園 自然と音楽というテーマで この交響曲が出てくるのも ベタといえばベタでしょうか?(笑) それにしても どうしてこの4曲の組合せになったのかな? で プログラムを見ていたら このあと丸ビルのホールの フリーコンサートで 去年2月にリサイタルにうかがった 岡本誠司さんが演奏されるようなので 散歩がてら仲通りを歩いて 聴きに行きました 1階のロビーは 既にとてもたくさんの聴衆がおられたので 3階に行きましたが そこからの眺めはこんな感じ 岡本さん ファンが多い! で 3階は音がイマイチなので 1階に戻って立見席で聴きました *クライスラーの ラ・ヒターナ *ラヴェルの ツィガーヌ(初めて聴きました) *サラサーテの ツィゴイネルワイゼン *モンティの チャルダッシュ 岡本さんは ライプチヒに留学されているとうかがいましたが ちょっと肥えた? ビールの飲み過ぎ?(笑) ツィゴイネルワイゼンの演奏中 最後のテンポの速いところで 突然 弦が切れるハプニングがあって ビックリ! 岡本さんが弦を変えている間 ピアノを伴奏されていた 芸大のお仲間の山中さんが 演奏中に弦が切れるのを体験するのは 滅多にないので 聴衆の皆さんは運が良いですよと フォローしていて その雰囲気が初々しくて 会場が湧いていました(笑) それにしても 岡本さん いいですね 聴かせてくれます 個人的には モンティのチャルダッシュ とても気に入りました 帰り道 明日もお休みだと思い 隣の新丸ビルに寄り道してしまいました(苦笑) うーん オチがない と思って 去年のラフォルネを聴きに行ったときの ブログを見返したら 去年もラフォルネの帰りに 同じお店で同じものを飲んでました うひゃ~ 毎年 ワンパターンですね! とんだオチになりました?(苦笑)
高橋医院