スイングローが鳴り響いた夜
書き手は このラガーシャツを着ていきました! 2017年に イングランド スコットランド ウエールズ アイルランドの 4か国選抜チームの ブリテイッシュ&アイリッシュ・ライオンズが ニュージーランド遠征をしたときのジャージです イギリスの通販で購入しましたが こんな派手なシャツを着て出かけたのは ラグビー・ワールドカップ セミファイナルの第1戦 オールブラックス vs イングランド戦です! 事実上の決勝戦! ちなみに あんな目立つシャツを着て行ったのに スタンドでカメラに抜かれることは 残念ながらありませんでした(苦笑) 新横浜駅からスタジアムに向う道中 たくさんのオールブラックスのファンや イングランドのファンが 気勢を上げていました! なんと レジェンド リッチー・マコウを 見つけました! こんなおじさんも 見つけました! スタジアムの前は こんな盛り上がり! 必勝 イングランド いったいどこで 手に入れたの?(笑) オールブラックスの旗 イングランドの旗で それぞれ身を包んだサポーターたち イングランドサポーターは この中世騎士風のコスチュームがお好き?(笑) ビールのカップが6個入るキャリアー 皆でシェアするためでなく あくまで個人消費用です!(笑) スタジアムのなかは こんな雰囲気 試合開始前から 雰囲気が盛り上がります! ピッチでアップする オールブラックスの選手たち スタンドでハイネケン娘からビールを購入して こちらもアップするサポーターたち(笑) いよいよ試合開始です! オールブラックスのハカに対して V字編隊をつくって 取り囲むようにして対峙し迎え撃つ イングランドの選手たち なんだが 異様な雰囲気で 会場内のボルテージは 最高にヒートアップです! そして その要で 腰に手を当てて 不敵な笑みを浮かべる イングランドのキャプテンのファレル このとき既に 90分後の結末を予測していたのでしょうか? オールブラックスのファンからすると なんとも憎たらしい面構えです!(笑) そして 開始2分 まさかの イングランドのノーホイッスルトライ! ええっ!! それに対して今日のオールブラックスは 歯車がうまく回りません ラインアウト対策に わざわざ長身のロックのバレット弟を フランカーに入れたのに マイボールラインアウトを獲られる! 解説者たちは ボールハンターとして秀でている フランカーのサム・ケインを外して 代わりにバレット弟をいれたので ボール争奪戦で後手に回ったと 分析していました そして いつもならトライをゲットするパターンの アンストラクチャーから素早い展開をした後の ウイングのライン際の快走も イングランドの堅い守りで タッチに押し出されてしまう ラックでは 今日の試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた 大活躍のイトジェが絡んで ジャッカルされてしまう スクラムでも ペナルティーをとられてしまう イングランドの若きフランカー陣の 6番カリー 7番アンダーヒルに 鋭いタックルを浴びせられ ブレイクダウンのボール争奪戦を支配されてしまう カリーは21歳 アンダーヒルは23歳の若さですよ! 本当に 今日のオールブラックスは やることなすこと 全て上手くいきません 家では楓が 心配そうに見つめていました イングランドの 素早く前で圧力をかける 強力なデイフェンス 強烈なタックルが次々に突き刺さって オールブラックスの選手たちが 仰向けに倒されていきます 彼等のこんな姿は 見たことがありません そのたびごとに 大歓声を上げるイングランドサポーターたち スタジアム全体に イングランドの応援歌スイングローの 歌声が鳴り響いて まるでイングランドの本拠地の トイッケナムにいるような雰囲気です ハンセンさんも渋い顔 それでも イングランドの猛攻をしのいで なんとか10-0で 前半を終えることができました ハーフタイムには カパオパンガを考案した かってのキャプテンのウマガや 2連覇に貢献した レジェンドのダン・カーターの姿が スクリーンに映し出されていました しかし そんな先輩たちの応援もむなしく 後半にPGを重ねられ 相手のラインアウトのミスでたまたまとれた 1トライだけに抑えられて 19-7 のスコアで オールブラックス 完敗! オールブラックスが負けるとしたら イングランド相手と思っていましたが 悪い予想が的中してしまいました! なんてこった! 続く
高橋医院