トリュフ犬・キアラちゃん!
実は書き手は 10年ほど前に ピエモンテを旅行したことがあり そのときにアルバも訪れました なだらかな丘が四方に広がり 丘の斜面はブドウ畑で 朝夕には幻想的な風景が楽しめる とても素敵なところでした このエリアは 世界遺産にもなっています アルバでは トリュフ・ハンティングを 楽しむことができました! ツアーの集合場所には こんな目立たないポスターが貼ってあり 店内には 素敵な昔の写真も飾られていました 町中から森に 車で向います 車内で トリュフ・ハンター・ワンコの キアラちゃんとご対面! 雑種の女の子でした 優秀なハンター・ワンコは なぜか小柄な雑種が多いそうです トリュフ・ワンコ 小さい頃から トリュフの香りがついたオモチャなどで遊ばせて ハンターとしての嗅覚を鍛えるとのこと 車を森の入口で停めて トリュフが生息する森の中に入っていきます 森の入口には こんな看板もありました オランダ人の食品関連業者の方たちとご一緒で 真ん中にいる 黄色いTシャツにグレーのベストの人が ガイドのトリュフ・ハンターさんです キアラちゃん 快適な足取りで 颯爽と森の中を進んでいきます そんなキアラちゃんとガイドさんに ついてきます ガイドさんは杖を振りながら キアラちゃんに 「ワーランポー ワーランポー」(と聞こえた)と 声をかけながら進んでいきました そして突然 キアラちゃんが地面を掘り始める! その場所をガイドさんが深く掘ると 黒トリュフ! トリュフの代わりにごほうびをもらう キアラちゃん うーん ちょっと 簡単に見つかり過ぎじゃないの? ひょっとして 前もって地面に埋めておいたのでは? などと ひねくれた書き手は勘ぐります(苦笑) だって トリュフって そんなに簡単には 見つからないのでしょう? ガイドさん自身が話していましたが トリュフ・ハンティングは かなりエキセントリックな作業で 多くの場合 ハンターさんは 夜中にワンコとふたりでひっそりと森の中に入り 一晩中 トリュフがありそうな秘密の場所を 歩いてまわるのだそうです 夜中だと静かだし 余計な車や生活の臭いはしないし ワンコも集中できるので 効率的なのだとか なんか 想像すると 怖ろしいですよね(苦笑) 今回も トリュフを掘りだした場所は きれいに土を埋めて わからないようにしていましたが トリュフが取れた場所は 絶対に秘密で口外しないそうです ハンターさんは 徹底して個人プレーを貫いて 性格的にも個人主義のちょっと偏屈な人が多いとか なんと 優秀なトリュフ・ワンコが 毒入りエサで殺されてしまうこともあるそうです! ひえーっ! そうこうするうちに またキアラちゃんがホリホリし始めて 今度は 白トリュフをゲット えーっ 簡単すぎ! やっぱり ヤラセじゃないの?(笑) かなり急な斜面も登っていきます キアラちゃん 地面の匂いを嗅ぎながら歩いていて 突然止まると ガイドさんに ここ掘れワンワン の合図をします で ガイドさんがそこを掘る その作業の繰り返し 昼間で明るいからまだいいけれど 冬の寒さの中 暗い夜に 深い森のなかでこんな秘密の作業を続けていると 確かに性格が歪んできそうな気もします(笑) でも キアラちゃんは可愛いワンコで 糖尿病専門医にもしっかりなついていました ワンコは 性格が悪くならないのですね(笑) 本場アルバでいただいた白トリュフ リゾット タヤリンという アルバ独特の 細いタマゴパスタ チキンのクリーム煮 それぞれに 食べる直前に 白トリュフをたっぷり削ってふりかけて あ 糖尿病専門医さん 眼差しがマジ!(笑) やっぱり 本場で食べた方が美味しかったかな?(苦笑) アルバは 銘酒バローロ バルバレスコの里でもあり カルトなグラッパの レビィ爺さんのグラッパの里でもあり もちろん そちらも楽しませていただきました アルバ ランゲ ロエーロ また行きたいな!
高橋医院