ひとあし早い お花見
うめぇーはー さいーたぁーか
さくーらぁーは まぁだかいな
ということで 週末の日本橋は
ひとあし早目の 春モード!
だって 三越にはこんな大きな垂れ幕
この前の「春はあげもの」にも驚きましたが
最近の広告業界は
”ストレートな” ダジャレが
トレンドでしょうか?(笑)
隣の銀行の建物の壁面には 桜吹雪が舞い
コレド室町には 花見舞台が
全く知りませんでしたが
3/6から4/12まで
日本橋桜フェスティバルが開催中でした
しかし柄にもなく優雅に
夜桜見物に出かけたわけではありません
目的は このお店
八海山千年こうじや
コレド室町2にある麹専門店
オープン1周年ですが初めてうかがいました
八海山のお店ですから 当然 こちら
純米 純米吟醸 大吟醸の飲み比べです
個人的には山廃純米あたりが好みで
あまり磨きすぎたお酒は好みではありませんが
(米の糠を削る:磨く部分が多いほど
純米→純米吟醸→大吟醸 になります)
この大吟醸はふくよかでちょっと甘味も感じて
美味しかったです
となりの方は 麹だけで作った甘酒をトライ
甘酒というと温かいイメージでしたが
こちらは冷や
お店の方からうかがいましたが
甘酒はもともと夏バテのときに
栄養補給を目的に飲んでいたものとか
そうなんだ~
塩麹で下ごしらえしたお刺身
のどくろの一夜干し
ちょっと甘味と旨味があって
大人の味で とても美味しかったです
発酵文化は奥が深いですね、、、
そしてこの時期ならではの
にごり発泡酒 に しぼりたて原酒
雪国の厳しい寒さを想像しながら
真冬に仕込まれたできたての生原酒をいただきます
フレッシュで そして力強い 美味しいです、、、
四季それぞれの季節感を楽しめるお酒は
日本酒だけですよね
などと お店の方との会話も弾みます
それにしても うーん
何杯飲んだかな?(苦笑)
〆は 目の前の小さなお釜で
30分かけて炊かれた新潟の白米と
麹味噌をたっぷり使ったお味噌汁
となりの方は
ご飯を炊いているお釜からでてくる湯気の香りの良さに
感動されていました
冬に仕込むのは 日本酒だけではありません
味噌も
寒さで雑菌が混じらず麹の力が存分に発揮できる
冬こそが仕込みどき
ホントに 麹は侮れません!
となりの方はデザートに
大吟醸酒の実バウムクーヘンを
召し上がっていました
すっかり良い気分になって
千鳥足でお店を出て帰途につくと
三越さんも今宵はお酒を楽しまれたのか
お顔がほんのりピンク色になっていました(笑)
麹に関しては興味深いネタがあるのですが
あまり左利きの話ばかりすると
怒られるからなあ(苦笑)
そういえば
麹を使った味噌作りの技術は
お寺が一番進んでいたそうです
ワインもチーズもビールも作っていた
西洋の修道院
かたや
麹を用いて味噌も「般若湯」も作っていた
日本のお寺
このあたりの文化を越えたアナロジーも
何気に面白いネタですね(笑)
高橋医院