中央区・内科・高橋医院の
お酒と健康に関する情報 


ある日 突然 
見ず知らずの早稲田の1年生の学生さんから 
当院に電話がかかってきました

電話でしゃべる女性

授業で 二日酔い対策について勉強していて
まとめたものを記事にして
日経の大学生向けのオンライン版 College Caff に
掲載する予定だが

College Caffのホームページ

そのなかで
学生から 効果的と思われる二日酔い対策の
アンケートをとっているので
結果について 専門的な立場からコメントして欲しい
とのリクエストでした

多分 当院のHPを見てブログでも読まれて
左利きの肝臓専門医だから適任だし頼みやすい 
と思われたのかな?(笑)

ブログネタにもなるし(笑) 
OKですよ 

ということで
お互いのタイムセービングのために
メールでやり取りをすることにしました

それにしても 大学1年生の授業で
日経のオンライン版に記事を書くなんて 
なんだか凄いですね!


いったい 
どのようなコンセプトのものか知りたかったので
企画書のようなものがあれば見せて欲しいと
学生さんにお願したところ

なんと 
講義のシラバス(講義内容案内)が
送られてきました

プロフェッショナルズ・ワークショップ(マスコミ・新聞)
という科目で

どの学年の 
どの学部の学生さんが参加しても良い
オープンな総合・学際的な授業で

マスコミの現状の講義などを交えながら
学生さんたちがグループを作って
主体的にテーマを選んで企画立案し 

正確で深堀した取材をして
オリジナルなコンテンツを作成して
日経電子版の大学生向けサイトに掲載することを 
最終目標にしています

昨年度から始められた 
日経との共同企画授業のようですが 
面白いですね!

早稲田というと
マスコミや論壇に多くの人材を排出しているので
学生さんたちのメデイアに対する関心も 
高いものがありそうだし

また 日経などの新聞も
これからオンライン版を
どのように発展させていくか
色々と試行錯誤をしている
真最中でしょうから

そんなコンテクストで
こうした共同企画が生まれてくることは
充分に理解できますが


うーん それにしても

1年生のときから 
メディアとダイレクトにコンタクトして

しかも 学生向けとはいえ 
実際のオンライン版に掲載される記事を
テーマ選びの段階から始めて製作する

そして 
それが授業のなかで行われるなんて 
びっくりしました!

議論している学生たち

ちなみにシラバスには 
記事 とは書かれておらず
コンテンツ と書かれていて

コンテンツの意味するところを
知って間もない書き手としては
再度 びっくりです!(苦笑)

書き手が学んだのは
医学部だけの単科大学だったので
教養課程で
こんな面白そうな内容の授業に遭遇することは
残念ながらありませんでした

そういう意味では 
なんとなく 
学生さんたちがうらやましい(笑)

シラバスの最後には

「マスメディアやジャーナリズムに関心がある方 
 ネットビジネスに興味がある方
 文章を上達させたい方は ぜひ 受講ください」

なんて書いてあって

なんでも興味の書き手は 
受講してみたくなりましたよ(苦笑)

それにしても
どうして学生さんたちは  
テーマに二日酔い対策を選んだのかな?

二日酔いで頭を抱える女性

連絡してくれた学生さんに尋ねたところ
学生にとって
酒席は学生生活で遭遇することも多いし

かなり悲惨な酒の失敗をされている仲間もいて
二日酔いに興味を持たれたそうな

なるほどね!

既に学生さんたちの力作コンテンツは 
オンラインで公開されています

飲み会を制する ノミノミクス(うまい!:笑)
の3本の矢の1本目の話題に取り上げていただき 
とても光栄でしたが

文字数の制限などがあったようで
頑張って理路整然と(?:笑)説明したことの多くは 
省略されていたので

インタビュー相手の
長くてまとまりのない話を適切に端折るのも
学生さんが学ぶべき編集技術でしょうから(笑)

これを機会に こちらのブログでは
大人のための二日酔い防止講座 
を掲載しようと思います

ちなみに 
書き手は学生時代 吐いたことはあります

水に頭を落として吐いているように見えるシロクマ

それ以上は 内緒だな(苦笑)


高橋医院