それでも二日酔いになったら
中央区・内科・高橋医院の お酒と健康に関する情報 さんざん 二日酔いの予防対策をしたのに それでも翌日起きたときに 不幸にしてブルーな気分だったら こんな対処をしてください <頭が痛いとき> アルコールの代謝産物の アセトアルデヒドや酢酸には 血管拡張作用があり 翌朝のズキズキとした頭痛の原因となります こうした頭痛には 血管を収縮させることがいちばんで 血管収縮作用を有するカフェインを含むコーヒーや セロトニンを含む牛乳を飲みます <頭痛 だるさ 吐き気 食欲不振などがつらいとき> こうした症状は 脱水が原因で 二日酔いで最も多い症状です アルコールによる脱水症状を治すのに有効なのは スポーツドリンクです 排尿で失われた ナトリウムやカリウムの補給をしてくれ 人体に近い浸透圧により吸収が早いのが特徴です お味噌汁も 水分補給と失われた栄養補給に優れています まだアルコールが残っている場合は アルコールの分解を早めるため しじみや魚介類を入れたお味噌汁が良いでしょう 低血糖症が原因で 頭痛 だるさ 筋肉痛などの 症状がでることもあります そんな場合には 果実のフレッシュジュース オレンジジュースが効果的で 食品ではコーンフレークなど 炭水化物を多く含むものが効果的です そうした対処でも調子が悪いときは 当院に来られて 点滴をお受けください(笑) あ 当院では いつもこんなふうに点滴しているわけでは ありません(笑) ちなみに 以前ライブドアニュースで 医師に自分自身が行っている二日酔い予防策を アンケートしたところ *何もしていないのが60% *一定以上の量のアルコールを飲まないようにするのが20% *サプリやドリンク剤を飲むのが10% *料理を食べながら飲むのが10% で 飲む間に とにかくたくさん水を飲む という医師が圧倒的に多かったです 医師が二日酔いになったときにとる対策は *水分を摂取するが 56%でダントツトップ *何もしないが 30% *市販薬やサプリ・ドリンク剤などを飲む 風呂に入る が 8%ずつ あれ 点滴をするという対策がないな? 点滴が一番効くという 業界関係者は多いのですが(苦笑) 早稲田の学生さんとのやりとりで 左利きの先輩?(笑)からお勧めしたのは 自分のお酒の適量を知ること でした どんな種類のお酒を どれだけの量 どんなペースで飲んだら 二日酔いになるか 学生の間にそれを学んでおくことは その後の人生でお酒の失敗をしないためにも 大切です えっ? 二日酔いでなく ワインフルエンザ ですか? このブログを読んでいただいている 良識ある大人の皆さまは こんなベタな言い訳をされたことは ありませんよね?(笑) でも ワインフルエンザ は 座布団1枚かも?(笑)
高橋医院