アリーナでキュッ
世界でいちばん 競技人口が多いスポーツは 何でしょう? 日本なら 野球 サッカー という答えが返ってきそうですが 世界だと バスケットボールがダントツで1位です 競技人口4億5千万人で 2位のサッカーの2億5千万人を 大きく引き離しています なんとなく意外ですね でも 日本でも 2015年のよくやるスポーツの人気度調査では 1位 サッカー 44% 2位 バスケットボール 27.3% 3位 野球 23% バスケットボールが 初めて野球を上回ったそうです また バスケットボールの実際の競技人口は約63万人で 野球の93万に人に次ぐ規模だそうです バスケ人気 意外に根強いのですね! 野球を上回っているなんて びっくりしました そういえば 最近はニュース番組でも 昨秋に新たにスタートした バスケットボールのプロリーグ Bリーグの話題がよく取り上げられています 先日は 初代チャンピオン決定戦で 大いに盛り上がっていました 書き手も個人的には サッカー 野球 バスケのうち どれかひとつ と問われたら バスケと答えるかもしれません いちばんの理由は 試合がダラダラと続かず メリハリがあること Bリーグの試合時間は 1クオーター・10分間で 4クオーター 10分間の短い間ですが 攻守の切り替えが早く スピード感にあふれ しかも点がよく入る シーソーゲームになることも多く 見ていて手に汗を握ります しかも 野球やサッカーのように フィールドが広くない というか 体育館の狭いコートで行われるので コンパクトに集中して 飽きずに見続けることが出来ます それに プレーそのものも 単純でいながら なかなかスゴイ 基本的に空中戦ですから パスされたボールが バスケットに向い宙を舞い いつの間にかそこに 選手の手が伸びてきてバスケットに叩き込まれる そのパスの連携の妙や意外性を楽しんだり ゴール下の密集から 敢えて離れた位置に立つ選手が放つ 3ポイントシュートを 思わず口をあけて見たり、、、 試合中に バスケットシューズがコートの床にこすれて生じる キュッ キュッ という音も 耳に心地よいです(笑) そういえば 1990年代後半 アメリカのNBLで マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズが 強さを誇っていた頃 日本にも中継されていた番組をよく見て バスケットボールの面白さを 堪能したことを思い出しました 実際にBリーグの試合を 見に行ったことがある方に話をうかがうと とにかく 会場内の盛り上げ方が凄いそうです 会場全体が LEDライトによる派手な演出と アップテンポなBGMで満ち溢れていて 試合中のわずかな時間のタイムアウトでも あっという間にチアリーダーたちが登場して 雰囲気を盛り上げるそうな Bリーグの主催者は 試合会場や体育館とは呼ばず 敢えてアリーナと呼び 試合内容の充実はもちろんのことですが いかにしてアリーナ全体を ある種の異次元空間に仕立て上げ 観客に楽しんで喜んでもられるかを 徹底的に追及しているそうです 話を聞いていると なんだか面白そうで 新しいものに目がない節操がない書き手は アリーナに足を運んで その空間に身を置いてみたくなってしまいます ちなみに Bリーグでは 応援に来てくれる人たちのことを ファンやサポーターと呼ばず こだわりをもって ブースター と呼ぶそうです NBLでそう呼ばれていて それを導入したようですが プロ野球やサッカーのJリーグとは ひと味違うのだぞという 差別化を意識しているのは 何気に好感が持てます(笑) Bリーグ チャンスがあったら キュッという音を聞きに アリーナに行ってみようかな、、、
高橋医院