青い目の黒ネコ
来週31日の ハロウィン 本番に向けて 巷では既に 色々と盛り上がっているようですね! 我が家にも 小さな魔女と黒ネコが 登場しています! さて ハロウィンというと黒ネコ ですが NHKで ヨーロッパ黒猫物語 という 特番を放送していました ヨーロッパは今 日本に負けず劣らずのネコブームで 日本で大流行のネコカフェも ヨーロッパ各地で見られるそうです ヨーロッパ社会では かつては 犬は 富裕層が狩りに連れていく豊かさのシンボルで ネコは ネズミ狩りぐらいしか用をなさず ステータスが低く ペットでもなかったそうです しかし産業革命以降 都市生活が始まるとネコを飼う人が増え 人々は 現代のライフスタイルには ネコの方が合っていると思うようになり ネコの人気が高まっているとか しかも 黒ネコが大人気で イギリスでは 各地で黒ネコアイドルが誕生していて ネズミ退治を任務とする「黒猫の公務員」が ロンドンの永田町・ダウンニング街で 大人気だったり 客の相手をしたリ ネズミ退治をしてくれるパブネコも 大人気だそうです しかし 中世以降の一時期 黒ネコは受難の歴史を背負いました 黒ネコには 神秘性があるものの 邪悪さ ズル賢さの象徴と 見做され 黒ネコが前を横切ると 不幸なことが起こると信じられ 悪魔の化身と嫌われ 虐待されてきたのです 魔女 魔術と関係する特別な生き物 とも見做され 魔女狩りで 若い女性と一緒に火あぶりにされたり 生きたまま建物の壁に 塗りこめられたりしたそうです かわいそうに、、、 あ かわいそうなのは こういう黒ネコ小悪魔ではありませんよ(笑) その後 多くの小説 映画で 恐ろしいイメージが増幅されていき 実は現代でも 黒ネコの里親探しは他のネコより大変で 家で飼うとなると 人気がないのだそうです そんなものなのですね、、、 イタリアでも 黒ネコへの偏見 虐待が今でも多く それは ローマカトリック教会が 黒ネコ偏見を公認し 黒ネコは異教と結びつけたからで 黒ネコ偏見は カトリックの広がりとともに ヨーロッパ中に広まっていったとのこと ローマカトリック教会が 黒ネコは悪魔の手先と公認していたなんて びっくりです! そして 社会における 魔女狩りの異常なまでの広がりとともに 数百万匹のネコが 教会の名のもとに殺されたそうで、、、 ネコは 女性的で官能的 なので (あ 今日はいけない画像が多いですね!笑) 禁欲を求める教会が さらにネコへの虐待を広めた 可能性もあるとか いやー ネコ虐待の根は 深くて複雑そうですね こうして世の中の多くのネコが 犠牲になったせいで ネズミが繁殖するようになり ネズミを介して感染するペストが ヨーロッパで大流行した という説もあるそうで ペストの原因は悪魔と考えられ さらに黒ネコ迫害に拍車がかかったとか フランスでも 中世の頃は他国に劣らず 黒ネコ虐待が行われましたが 18世紀の 啓蒙思想に広がりに基づくフランス革命の成就 それにともなう キリスト教的世界観からの脱却により 黒ネコの迷信からの脱却がなされ 19世紀末には モンマルトルのキャバレー その名も シャ・ノワール(黒ネコ)に ロートレックやサティといった芸術家が集い 芸術家たちの反骨精神により 権威に忌み嫌われた黒ネコが 愛されるようになり その風潮が社会全体に広がり 今や 黒ネコブームだそうです 黒ネコって 確かに ちょっと他のネコとは異なる 一種独特の雰囲気があるような気がします 眼の色がゴールドでなくブルーだったりすると 余計に神秘性が増すような感じがする 青い目の黒ネコ 我が家にもお迎えしようかと 計画したこともあるのですが そんなことしたら 青い目の白ネコが トラブル勃発 間違いなし?(苦笑) 週末のハロウィン・パーティでは 黒ネコに化けた美女が見れるかな?(笑) パーティに参加予定の皆さん お楽しみください!
高橋医院