MSワードは賢くて 英文で入力すると自動的にスペルチェックをしてくれて
間違ったスペルの単語の下に赤い波線が出てきます

今日のブログのタイトルを入力したときも 下に赤い波線が出ましたが
それでイイの!(笑)

某雑誌の書評欄で紹介されていた
マーティン・リンストロームさんが書かれた

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Buyology: Truth and Lies About Why We Buy

という本を読みました

ねっ ちゃんとスペルは合っているでしょう?(笑)

翻訳本のタイトルは 買い物する脳 (早川書房)

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著者が研究されているのは
ニューロマーケティングという新しい分野で
脳科学とマーケッテイング理論の融合を試みています

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だから BiologyとBuyを掛け合わせて Buyology

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うまい! 座布団1枚!(笑)

さて マーケッテイング理論研究の目的は

いかにして 世の人々に商品をたくさん買わせるか

でも 哀しいことに
新商品の8割は 発売後3か月以内にボツになるそうで
特に日本では 新商品のボツ率は9割を超えるとか

そうなの?

で そうした厳しい現状を打破して
人々にどんどん買い物させようとして
ニューロマーケティングが開発されているそうです

というのも 従来のマーケッテイング理論で中心を占めてきた
グループインタビューやアンケートといった調査方法では
消費者の本当のニーズを明らかにすることが出来ない

なぜなら ヒトはインタビューやアンケートではウソをつくから(笑)

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というか
インタビューやアンケートには ヒトは意識をして 考えて答えますが

物を買うときの判断や決定は 潜在意識がしているから

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そもそもヒトの行動の85%は 潜在意識により規定されているそうで

だったら 商品の広告を見たとき 買おうと決断したときの
ヒトの脳の機能を検討することによって
潜在的な購買意識・意欲を明らかにすればいいじゃないか

という目論見です

言葉では何といっていても
広告や商品を見て 本当に興奮しているか 好きかはわからない

でも 最近の脳科学の進歩により
機能的MRI(fMRI)buyolo06

脳波の一種の定常状態トポグラフィー(SST)を使えば

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ヒトが広告や商品を見たときに
脳のどの部位が どれくらい活動しているか 定量的に評価できる

見ている物 にどれだけ興味を持っているか
見ている物のどの部分が 長期記憶にされているか
どの部分に魅力を感じたか 不快に思ったか

そうしたことを明らかにすることが出来る

なるほど 面白いことを考える人がいるものです

自らがマーケッテイングを研究する過程で
従来の方法論に疑問を抱いていたリンストロームさんは

世界中の 自社製品のマーケッテイングに悩む企業から
研究費を集めて回って

脳科学の世界的な権威たちと共同で
テレビCMなどの広告の評価や商品ブランドの認知度などについて
fMRIとSSTを用いて調べることにしました

2004年から3年にわたって
日本 米国 英国 ドイツ 中国の5カ国の計2000人余りが
被験者として参加した かなり大掛かりで斬新な実験です

いったい どんなことがわかったのでしょう?

 

高橋医院