夜に魔法をかける街
NHKの 美の壺 は マニアックな内容が多くて面白いのですが 先日は「憧れの銀座」というタイトルで 銀座の話題を紹介していました 八丁堀と銀座は徒歩圏内なので 書き手は小さい頃から 銀座に行く機会が多かったのですが 知らない話も多く とても興味深かったです @ショーウインドウ 銀座といえば ショーウインドウ なんと 250面以上もあるそうです 流行の最先端が見られるし 季節感も感じるので 見ていて飽きません 明治10年 時の政府は年間予算の4%もつぎ込んで 日本初のアーケードつきの商店街 煉瓦通りを作りました しかし日本にはアーケードは馴染まず やがて撤去されましたが 通りのお店は 当時は珍しかった舶来の商品などを デイスプレイする目的で 軒並みショーウインドウを作っていたので それが銀座のショーウインドウの 原点になったとか 今の銀座のショーウインドウの デザインを手掛ける人たちは ショーウインドウに並ぶ美しいものを見た人が 高揚感で気持ちのスイッチが入り 夢がかき立てられるような そんなデイスプレイを心掛けている と語っていました いちばん目立つ和光のショーウインドウは 1か月半ごとに 季節感を先取りした内容にしているとか 確かに ショーウインドウのデイスプレイには 季節感を感じます 書き手も お散歩がてらに ブラブラと銀座のショーウインドウを見て歩くのが 意外に好きです(笑) @夜に魔法をかける 銀座の夜を輝かせる 「光の仕掛け」についても 紹介していました まず 車道の路面に工夫がしてあるそうです 明るめのグレーの色で塗装されているため 街燈の光の反射率が高くなり 通り全体が明るく浮かび上がるように してあるとか きらめく光の洪水が生み出されるそうな なるほど そうなのですね! そして 街燈 LEDが使われていて光量が豊かなので 女性の髪や洋服を 鮮やかに見せる効果があるそうです 再度 そうなんだ! 銀座のライトアップは 斯界の最先端を走っていて 大正時代に日本で初めて ネオンサインが登場したのも 銀座でした 通りを浮かび上がるように 女性をより美しく見せるように そんな意図をもって 路面の塗装や街燈の工夫がなされているなんて 全く知りませんでした 個人的には もう少し白色光でなく 黄色い光を使って 暖かみを演出した方が 良いように感じます 今の光は 少し冷たい感じがしないでもない でも それが 大人の街 銀座には お似合いなのかもしれません 番組に登場されていた壇蜜さんは 学生時代に銀座のクラブで バイトをされていたことが あるそうですが 銀座は ワルい街 カタカナの ワル が似合う街 よそゆきの顔の作り方を 教えてくれた街 と語られていました 夜の銀座は 人に魔法をかけてしまうのですね? うーん 大人の世界だなあ 書き手はまだまだ勉強が足りません?(笑)
高橋医院