国立感染症研究所は 昨日11/15に
インフルエンザが
全国的な流行期に入ったと発表しました

インフルエンザの全国的な流行期が始まったことを伝えるポスター

ニュースなどで大きく報道されたので
見聞きされた方も多いと思います

昨年より約1か月早く
2009年に大流行したとき以来の2番目の早さです

今年のインフルエンザ患者数の経時的変化を示すグラフ

沖縄 鹿児島 長崎 福岡 熊本などの九州地方
北海道 青森などの北日本で
感染が多いようですので
そうした地域に出張などで行かれる方は
ご注意ください

都道府県別の患者数を示すグラフ


東京は 
実はそれほど感染者数は増えていません

9/21に 
定点観測数が1.06と流行開始の基準値を超え
早くも流行が始まったと報道されて 
驚きましたが

その後は減少傾向にあり
11/8に再び1.12と増え 
11/15は1.11とほぼ横ばいです

東京のインフルエンザ患者数の経時的変化を示す図

ただ ここ数日 かなり冷えてきましたし
空気も乾燥してきましたので
今後 流行が拡大する可能性は大きいと思います


現在流行しているタイプは
AH1N1で 98%を占めています

インフルエンザワクチンの接種に来られる方が
よく「今年のワクチンは何型ですか?」
と聞かれますが

ワクチンは
例年流行していて今年の流行が予想される
A型2種類 B型2種類が予防できるように
作られています

今年のインフルエンザワクチンに入っているウイルス型を示す図

ただ 注意しないといけないのが
1シーズンの中でも 
時期により流行するタイプが異なることです

昨年はA/H1型 A/H3型の流行が多かったのですが

昨年流行したインフルエンザウイルスの型を示すグラフ

シーズン前半にA/H1型 
後半にA/H3型が主に流行して
シーズン終盤になりB型が流行しました

ですから 
同じシーズンに2回かかる可能性もあるわけです

ましてや 今年のように早い時期から流行が始まると
流行の規模が大きくなったり
流行の期間が長引く可能性があります


ワクチンの接種がまだの方は
早目に接種されることをお勧めしますし

早目のワクチン接種を勧めるポスター

既に接種されていても
かかる可能性がありますから
手洗いの習慣をつけるように心掛けてください

手洗いの習慣を呼びかけるポスター
高橋医院