2017年6月12日~2回目の入院と2回目の手術の説明

宏樹は、比較的ねむれたと。4時半起床。

私は高橋医院へ、宏樹は9時半ごろタクシーで病院へ。

外来をしていると、宏樹からメールで、個室がないので4人部屋になったと報告あり。

バスタオル、持ってきてと連絡があったり、同室者のいびきがひどい・・と

報告があったり。

師長さんが、なるべく早く個室に移動してくれると言っていたと。

朝、宏樹の腕時計が止まる。

そのため、宏樹の時計の電池交換をしてから、鰻巻きと

無事帰るのダジャレのお菓子=カエルと、ポンテケージョを買い病院へ。

お昼ご飯、前はあんなに大変だったのに、ぺろっと食べられたと、メールあり。

良かった。体重は74.4㎏だったと。2㎏増。

C先生の手術が早く終わったので、私が到着次第ムンテラとの連絡入り、

お昼食べずに病室へ行く。

1件、ムンテラの時間がかかっているとのことで、待つ。

術前の歯科受診もあり、歯科は、歯石除去ですぐ終了。

部屋にパス(入院から退院までのルーティンで、これの適応になると、保険点数が高い)がおいてあり、

それによると術後10日で退院のよう。

3日目に食事、ドレーン抜去??明日の昼から禁食で、下剤内服らしく、

ストーマ大変だ・・と。

C先生より、ムンテラ。

まだ手術時間は決まっておらず、麻酔科からの連絡で時間が決まり、

それまで自分たちも待機と。

1日20件手術があり、長い手術(8時間以上)を9時半から始めるが、

短いものは、終わったところから始めるとのこと。

麻酔科の画面上も時間未定であり、先生は、宏樹の手術は短いほうとのこと。

手術は午後かもしれないが、9時すぎに家族は来てほしいと。

時間は3時間を予定。

ただし、前回の癒着などもある可能性があり、

剥離に時間がかかると4~5時間かかるかもしれない。

また、画像でみると、腫瘍がはじで、横隔膜に接している可能性があり、

完全に被膜で覆われていればよいが、出ていたら、横隔膜も切除するので、

その場合は、開胸もして、長くなるし、胸腔ドレーンも入れるかもしれないとのこと。

腫瘍が横隔膜に浸潤していれば、呼吸で痛いなどあるが、今のところ自覚症状なし。

そのほかの合併症として、出血、胆汁漏出(ドレーン入れる)感染、膿瘍、肝不全・・説明あり。

術中超音波などで、腫瘍が他にないか腹水の術中迅速診断も30分ぐらいで行うと。

他にメタが肝臓にあれば、切除予定と。

いまのところ、1個でただし4月から5月で4㎝→6㎝、

さらに5月29日のエコーでは8㎝と大きくなっているので、

術前にもう一度エコーを行うと。

8㎝にぞ~とする。

見える範囲で転移がないか見るが、もし腹膜にも転移があるなど、

とてもメリットがないと判断した場合、腫瘍を取らずに帰ってくる可能性もあると。

そうなりませんように!!!手術を祈る。

前回疑われた骨盤底の腫瘍は、今回見てもらえるか質問すると、

できる限りみるし、術中エコーなど行うとのことであった。

ストーマの閉鎖は今回しないこと、

本人は東京オリンピックが終わったら、閉鎖してもらいますと答えている。

今回、40%肝切除するとのことで、図を書いてくれるが、さすがに絵が上手!!感動。

たくさんの書類に二人でサインする。

その間に、先生に前回の病理を見せてほしいと頼む。

大きさは、20㎝ぐらいあった・・adenoCa.で中分化型(Modelate)だった。

リンパ節メタはなさそうであったが、何個リンパ腺とったかは、わからなかった。

思っていたほど、えぐくはなかった。

最後に、以前80過ぎのおばあちゃまの膵頭部がんを先生に手術していただき、

手術記録がすごく、感動して先生のお名前を憶えていた話をした。嬉しそうだった。

術後は、C先生の外来とともにまた退院前にA先生の外来を予約してくれるとのこと。

この1日の病状説明で、やはり、がんは恐ろしい。

甘く見てはいけないと背をただした。

痛みとかなく、ふつうに生活できていると、医療者にも関わらず、

ついついこのまま治るのではないか、大丈夫ではないかと

安易に考えてしまうが、そんなに生易しいものではないと、

背筋が伸びる。

データで、以前あがっていなかったCEA,CA19-9が15、135と上昇していた。

ショック。

ムンテラ終了後、既に夕刻、一緒に院内のカフェに行く。

宏樹は、ベリーパフェ、私はカフェオレと杏仁豆腐を食べた。

病院なのに、アルコールもうっていてびっくり。

白人のカップルや5歳ぐらいの化学療法中の子供と母などがいた。

反対側には、職員食堂があった。

その後、病室にもどり、私は帰宅。

庭で咲いたグラジオラス!

高橋医院