オヤジが “浮いた” BAR
ふくろうカフェに行けなかった 書き手を不憫に思ったのか 糖尿病専門医さんが 夜のBARに誘ってくれました 待ち合わせをしたのは 都内某所にある 入口のシートがこんなデザインのお店 席につくと こんな格好をしたおしぼりが出てきます そう ここは ペンギンのいるBAR! 一体どこで こんなバーを見つけてきたのよ?(笑) しかも 午後はふくろう 夜はペンギンの ハシゴですか?(再笑) 店内に入ると お店の奥にあるスペースに ペンギンさんたちが!! もちろん 水族館以外の場所でペンギンさんを見るのは 初めてだし お酒を飲みながらペンギンさんを見るのも 初めてです ちなみに このお店も 2時間の完全入替制で 店内は超満員です ペンギンさん 羽を伸ばしたり 毛繕いしたり お客さんたちの視線など全く気にせずに 思い切りリラックスモードです この子たち なんと14歳だそうな! ペンギンさんは 20歳くらいまで生きるんだって ペンギンと言えば 葛西臨海水族館で飼われていたペンギンさんが 東京湾に逃げ出して 大騒ぎになったことがありましたが 葛西の水族館にリアルで行ったとき あそこのペンギンさんは とても臭かったけれど このお店のペンギンさんは もちろん臭くありませんでした どうして? お手入れされているの? そのうちにペンギンさんは 水槽に飛び込んで泳ぎ始めました ときどき 頭を水面から出して 息つぎのような動作を繰り返しているけど まさか本当に息つぎをしているのでは ないよね?(笑) で そんなペンギンさんを 水槽の前で見ながら ふと振り返って店内の様子を見ると 客層が若い! 書き手は 間違いなくお客さんのなかで最年長でしょう! 白髪交じりの人なんて 誰もいません! オヤジ 浮いているかな? と一瞬思いましたが ペンギンさんだって 水槽で浮いているのだから 浮いているのは むしろ場に馴染んでいて いいじゃない? と前向きに解釈して 別に気にすることはないと すぐに開き直ります こんなに簡単に開き直れるのだから 歳をとるということは 素敵なことです?(苦笑) でも 出てくる料理は ポテトフライやオニオンリングや唐揚げといった いかにも若い人が喜びそうなメニューで おじさんは すごく久しぶりに唐揚げなんか食べて ちょっと胸焼けしました(再苦笑) そうこうするうちに ショータイムが始まりました! なんと ペンギンさんに餌をあげるのですよ オヤジも若者の列に並んで アジの尻尾をピンセットでつまみ 頭を下にしてペンギンさんにあげました なんだか あっという間に持っていかれた感じですが とられたときには とても力強さを感じました でも どうして 頭を下にしてあげるのかな? ペンギンさんたち とても食欲が旺盛で お店の方が手で抑えていないと 水槽から出てきそうな勢いです 餌のアジ 美味しそうです!! そのうちにショータイムも終わり 年末に行った江の島の水族館で見かけたような ペンギンさんが空を見上げて哲学する後ろ姿が 見られましたが その姿を横から見ると 胸とお腹がパンパンに膨らんでいて 要するに 食べ過ぎて動けなくなっているわけね! なんだ 哲学していたわけではないのか、、、 笑って水槽を離れようとしたら 「おい ちゃんと哲学しているんだぞ!」 と 呼び止められました(笑) バカにして どうもスミマセンでした(苦笑) 後日 お店のホームページの スタッフブログを拝見したら 書き手たちの写真がアップされていました やっぱり こんなオヤジのお客さんが 珍しかったのでしょうか? お客さんの写真シリーズの1番最後に まさに ”浮いて” 掲載されていました でも写真を見ると 書 き手はなんだか楽しそうにしていますね! 一応 ペンギンポーズのつもりですが しらふで見ると ちょっと情けないです(苦笑) いい歳をして どうも失礼いたしました で 次は いったい 何カフェなの?
高橋医院