健康診断で異常値がでたときの対処法
中央区・内科・高橋医院の 健康診断に関する情報 健診でひっかかったら どうすれば良いのでしょう? <異常値が出たら> @異常値が意味すること 極端に高い場合を除き 多くの場合は すぐに病気というわけではありません そのままの状態を 10年 20年と放っておくと 脳卒中や心筋梗塞などの病気が 突然襲ってくる確率が高くなるという いわば注意報のようなものと とらえてください @異常値が出たことを きっかけにしてください 生活習慣病は 日々の食習慣や運動の有無によって 発症が大きく左右されます 予防には 普段の生活スタイルの どこに問題があるかを 知ることがとても大切で 現在の体調の通知表ともいえる健診結果は その重要な手掛かりになります @要再検査 要精密検査の場合 必ず受診をしてください 4人に1人は 要再検査 要精密検査の指示があっても 医療機関を受診していません その理由として多いのが *時間がない *どこを受診していいのかわからない *検査結果を軽く考えている といったことです 上で述べたように 健診結果で異常値が出るのは 生活習慣を見直す良い機会ですから 当院のような 健診結果の相談を行っている医療機関を 必ず受診されてください <健診結果による指示が意味すること> @要経過観察・要再検査 要経過観察は 正常範囲内ではありませんが 異常の程度が比較的軽微で 緊急性はなく 検査値の異常が一時的なものでないか 確認して下さいということです あわてなくてよい結果で 数ヵ月後 もしくは1年後に 再度検査を受けてください という意味です 更に悪くならないよう 出来れば良くなるように 生活に気を付けるように心がけて下さい ただし 放置すると病気を見逃す恐れがありますから どれくらいの間隔で検査すればよいか 相談するために 必ず医療機関を受診してください 要再検査は 検査結果が異常値を示していて 病気の可能性がありますから 結果に再現性があるか確認するため もう一度検査を受けてください ということです すぐに医療機関を受診してください @要精密検査 異常の疑いがあり 更に詳しく検査する必要がある場合です 精密検査の結果 異常がないこともあるので 病気と決まったわけではないので 過度に心配しないように してほしいのですが がんなどの重篤な病気が 疑われるケースが少なくないので 本当に病気があるのかないのか はっきりさせるために 必ずすぐに医療機関受診してください 病気によっては 進行しているにもかかわらず 自覚症状が現れないことも多いので たとえ自覚症状がなくても 速やかに受診してください 要精密検査の指示が出ても 50%程度しか 受診していないのが現状です あとで後悔しないためにも その50%に入らないようにしてください @要治療 すでに治療が必要な異常値が 見つかっている場合です どのような治療をすべきか決めるために 必ず ただちに医療機関を受診され ご相談ください
高橋医院