そば粉のクレープ
伊藤さんのリサイタルが 神楽坂であったので 帰りに街を散策しました 祝日の午後 地面に画用紙を並べて 子供たちがお絵描きするイベントをやっていました オープンエアーの ジャズセッションもやっていて 凄い人だかり 神楽坂は路地裏のお店めぐりも楽しいし ちょっと気分転換にお散歩するには 良い街です で 街を散策しながら向かったのは 久し振りに行く そば粉のクレープ ガレットの専門店 ル・ブルターニュ このお店にうかがうのは 何年ぶりでしょう ガレットは フランス北西部のブルターニュ地方の名物です この地方は雨が多くて 普通のクレープに用いられる小麦の育成には不向きなので 土地の貧しい農民や労働者は 小麦の代わりにソバでクレープを作っていました それが今や おしゃれなクレープとして 日本でも人気を博しています だから お店の名前も ル・ブルターニュ 書き手は カリカリとこうばしい食感と 薄い塩味の味付けが好みで 時々食べたくなります でも左利きの別の目的は これ! ブルターニュ地方名産の リンゴの発酵酒のシードル ほんのり甘いリンゴの風味と シュワシュワとした発泡感がたまりません ブルターニュでは グラスでなくこのような陶器のぐい飲みのような器で いただきます ちなみに 洋ナシの発酵酒のポワレは グラスでいただきます (えっ 洋ナシのお酒も飲んだの?:笑) シードルを蒸留したのが カルヴァドスですが こちらの紹介は またいずれ稿を改めてすることにしましょう(笑) 外は少しひんやりしていたので まずは魚介のスープで暖をとってから バターサーディンとポテトの暖かいサラダを いただきました 鰯好きにはたまらない一品ですが 通常よくみられるオイルでなく バターで調理したサーディン なかなか美味しかったです そして 茸と鴨の季節のガレット なかのチーズは少しこってりですが 久しぶりにいただくと本当に美味しい! 前の席に座っている方は サーモンとほうれん草のガレットを 楽しまれていました さて 食後のデザートも もちろん クレープ なぜかデザートは そば粉でなく小麦粉を用いたクレープです 前の席の方は 美味しそうに召し上がっていましたが 左利きは そんなヤワなものを デザートにいただいたりはしません はい ブルターニュ地方の名産の ゲラントのお塩が入った キャラメル・リキュール これがクリーミーで 確かにちょっと塩味も効いていて 美味しくて、、、 (なんだよ また飲んでばっかかよ!:苦笑) すっかり満足してお店の外に出ると 秋の日はつるべ落としで もうすっかり暗くなっていました 帰り道 こんな看板を見つけて びっくり! えっ 金歯買います ? やはり 神楽坂 あなどれません!(笑) でも 残念ながら書き手は 金歯は持っていません(苦笑)
高橋医院