新月のハロウィン
読み手の皆さんのなかには 週末は trick or treat で 盛り上がった方もおられることでしょう? さて 今年のハロウィンは 新月でしたが それで ホッと胸をなでおろしていた 救急室に勤務する医療従事者が いたかもしれません? というのも アメリカの医師や医療スタッフのなかには ハロウィン直前の満月の夜は 入院が相次ぎ 精神疾患的症状や 尋常でないけがに見舞われた患者 普通では考えられない状況で陣痛に見舞われた妊婦 などが運び込まれなど 普段とはちょっと異なる特異な夜だと 言い伝え的にも 個人の経験上でも 信じて疑わない方が 少なくないのだそうです そのため 一部の病院では 大荒れの夜に備えて スタッフを増やし 医師に休まないよう奨励しているとか ホント?(笑) でも これ ウオールストリートジャーナルの オンライン版に出ていた記事です そういえば書き手も 病棟医として働いていた頃 満月の夜には 患者さんの急変が多い という話を 夜勤のナースから聞いたことがあります 今のように 日本中でハロウィン騒ぎが行われる前の時代だったので ハロウィンの満月という しばりはありませんでしたが(笑) 但し 学術的研究によると ハロウィン直前の満月の夜に 入院件数が増えたことは 統計学的には認められなかったそうで 月の満ち欠けと入院や出産率の関係についても 関連はなかったそうです えーっ そんな研究が 本当にされているの? そちらの方が 驚きです!(笑) しかし 奇妙なことに 2007年のある研究によれば ハロウィンの満月には 救急動物病院に運び込まれる犬や猫の数が 大幅に増加するそうです! うーん やはり動物は ヒトよりも感受性が豊かなのでしょうか?(笑) 最近のハロウィンでは ネコさまが大活躍ですからね! ショッピングモールでは ハロウィンネコさまのオンパレード! スゴイです!(笑) 幸い 我が家のネコさまたちは 週末に体調を崩されることは ありませんでしたが これは 新月のおかげだったのかな?(笑)
高橋医院