クリスマスはモスクワで?
クリスマスで欠かせないものと言えば くるみ割り人形! 糖尿病専門医さんは 「バレエのくるみ割り人形を観ないと クリスマスになった気がしない!」 と 常日頃から言われています 去年は 12月に サンクトペテルブルク・バレエ・アカデミーの公演があったので ナマで楽しむことができましたが 今年はあいにく くるみ割り人形の公演が見当たりません ということで チャイコフスキーバレエの母国 ロシアのモスクワまで 名門ボリショイバレエの くるみ割り人形を観に行ってきました いやー 強行日程でつらくて しかもモスクワは寒くて、、、 なんて 贅沢なお話は ありません(笑) たまたまインフォメーションメールで見つけた ボリショイバレエ イン シネマ 最近は本場で公演された オペラやバレエの公式録画を 映画館の大スクリーンで楽しむシステムが 流行っているようで NYメトロポリタンオペラ パリオペラ座バレエの公演も スクリーンで楽しめるようです 但し 普通の映画のように 毎日何回も上映するのではなく 指定された日の1回上映だけのことが 多いようなので これまで このシステムを楽しむ機会はなかったのですが ちょうどボリショイバレエのくるみ割り人形の 上映予定の日は 書き手も糖尿病専門医さんも 夜の予定がなかったので 初めて シネマでバレエを楽しむことにしました 夜7時過ぎの映画館のロビー ウイークデーにもかかわらず 意外に沢山の人がいてびっくり! 今話題の 君の名は は 満席になっていました 映画館なので お約束のポップコーンを手にして 場内に入ります ボリショイバレエを ポップコーンをつまみながら見るのも なかなかオツです?(笑) 今日 上演されるのは 2014年のクリスマスシーズンに モスクワのボリショイ劇場で行われた ボリショイバレエのくるみ割り人形 スクリーンには 開演15分前 というテロップが流れ 本場モスクワのボリショイ劇場のロビーや 客席の様子が映し出されます 初めて見るボリショイ劇場の内部の様子 シャンデリアが豪華で立派ですし ロビーも絢爛豪華! ロビーで記念撮影をしている観客の人達 開演直前の舞台の上で 本番用の衣装の上にダウンのベストを着て 熱心に踊りのチェックをしている バレエダンサーたち こんなバックステージの光景が楽しめるのは シネマ版ならではのお楽しみです さて 幕が上がり いよいよくるみ割り人形のスタートです 実際に劇場の席から ナマで舞台を見るのと違って イン シネマでは 場面によって視点が異なるのが新鮮です バックダンサーの表情が クローズアップされたり 群舞では 舞台を見降ろすような位置から 舞台の全体像が楽しめたりします もちろん ヒロインのクララを演じるプリマドンナの 顔の表情や手足の動きも 思い切りズームアップで見ることができます 実際の劇場でオペラグラスを使っても ここまでアップで楽しむことはできませんし ましてや 群舞のバックダンサーの表情なんて 見られませんから イン シネマならではの魅力が 存分に楽しめました もうひとつ 意外にびっくりしたのが 王子役のプリマが とてもハンサムで格好良かったこと 劇場でオペラグラスを使って見ているときに プリマドンナの表情を追うことはあっても プリマの表情や容姿を追うことなどない そんな鼻の下を伸ばしたオヤジの 書き手にとっては プリマのハンサムさを認識するのは とても新鮮な経験でして(苦笑) いやー それにしても 本家本元のボリショイ劇場で見る ボリショイバレエ様のくるみ割り人形 ご贔屓のシーンの 雪の精の踊りや 花のワルツの群舞は 息をのむほどの美しさでした そして 舞台装置が 豪華で 華やかで きらびやかなこと! 雪のクリスマスツリーの美しさも見事でした! 初めて経験した イン シネマ 想像していた以上に 迫力満点で楽しめたので これは 意外にはまってしまうかも?(苦笑) それにしても いつかリアルに ボリショイ劇場のクリスマスの雰囲気を楽しんだり ダンサーたちのナマのバレエを 鑑賞してみたいものです 冬のモスクワは寒そうだけれど ウオッカをあおれば 大丈夫ですよね?(笑)
高橋医院